特許
J-GLOBAL ID:200903038263692104

画像信号のIP変換およびフォ-マット変換の信号処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300037
公開番号(公開出願番号):特開平10-145817
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 画像信号のIP変換やフォ-マット変換を行う信号処理回路を提供する。【解決手段】 飛び越し走査系の画像信号を順次走査系の信号に変換するIP変換では、サブナイキスト標本化した信号系列で補間処理を実行する。また、画像信号のフォ-マット変換では、飛び越し走査系の画像信号はIP変換で順次走査系の信号に変換し、この信号に対して、まず水平方向の拡大縮小のスケ-リング処理を行う。次に垂直方向のスケ-リング処理では、メモリの動作制御で、拡大縮小やフレ-ムレ-ト変換や同期整合などの処理を併せて行う。そして、最後に色空間変換や逆γ処理を行い、所定のフォ-マットの画像信号に変換する。【効果】 高品質な画質を維持し、かつ、信号処理に要するメモリの容量が極めて少なく、コスト低減に適した形態で実現でき、マルチメディア対応の各種情報機器端末の機能向上ならびにコスト低減に顕著な効果がある。
請求項(抜粋):
飛び越し走査系の画像信号を順次走査系の画像信号に変換するIP変換の信号処理回路において、飛び越し走査系で伝送される画像信号の輝度信号をサブナイキスト標本化する信号処理の手段と、該サブナイキスト標本化した輝度信号の1フレ-ム間の差分信号成分より画像の動き情報を検出する信号処理の手段と、該サブナイキスト標本化した輝度信号を復号信号処理して飛び越し走査系で伝送される現フィ-ルドと前フィ-ルドの輝度信号を再生する手段と、上記再生した現フィ-ルドの輝度信号のフィ-ルド内補間処理で動画像に適した第1の補間信号と、前フィ-ルドの輝度信号のフィ-ルド間補間処理で静止画像に適した第2の補間信号とを生成する信号処理の手段とを設け、上記再生した飛び越し走査系で伝送される現フィ-ルドの輝度信号と、上記第1の補間信号と第2の補間信号とを上記画像の動き情報に応じて混合比率を適応的に変化して生成する補間信号とで、順次走査系の輝度信号の系列を生成し、飛び越し走査系で伝送される画像信号の色差信号と、該色差信号のフィ-ルド内補間処理で生成した補間信号とで、順次走査系の色差信号の系列の生成を行うことを特徴とする画像信号のIP変換の信号処理回路。
IPC (2件):
H04N 11/20 ,  H04N 7/01
FI (2件):
H04N 11/20 ,  H04N 7/01 G

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