特許
J-GLOBAL ID:200903038265241401

ポリアミド/脂肪族ポリエステルブロック共重合体、その製造法およびそれを含む配合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-024224
公開番号(公開出願番号):特開平7-173282
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ランダム共重合体の融点よりも高い融点を示す新規ポリアミド/脂肪族ポリエステルブロック共重合体、その製造法およびそれを含む配合物を提供することを目的とする。【構成】 本発明は(A)ナイロン6由来の繰返し単位からなるポリアミドブロックおよびポリカプロラクトン由来の繰返し単位からなるポリエステルブロックからなり、(B)一定の融点を有し、(C)一定のテトラヒドロフランによる抽出量を示し、(D)固有粘度が0.5〜5の範囲にあるポリアミド/脂肪族ポリエステルブロック共重合体、その製造法およびそれを含む配合物である。
請求項(抜粋):
(A)下記式(1)【化1】[ここで、R1 は炭素数4〜12のアルキレン基である。]で表わされる繰返し単位および下記式(2)【化2】[ここで、R2 は炭素数4〜12のアルキレン基または炭素数8〜16のアルキレン-アリーレン-アルキレン基であり、そしてR3 は炭素数4〜12のアルキレン基または炭素数6〜12のアリーレン基である。]で表わされる繰返し単位の少くともいずれか一方の繰返し単位から実質的になるポリアミドブロック並びに下記式(3)【化3】[ここで、R4 は炭素数1〜12のアルキレン基である。]で表わされる繰返し単位および下記式(4)【化4】[ここで、R5 は炭素数4〜12のアルキレン基であり、そしてR6 は炭素数2〜12のアルキレン基または炭素数2〜12のアルキレン基と2価の芳香族基との組合せである。]で表わされる繰返し単位の少くともいずれか一方の繰返し単位から実質的になる脂肪族ポリエステルブロックからなり、(B)下記式(5)【数1】[ここで、Tはこのブロック共重合体の融点(°C)であり、T1 はポリアミドブロックからなるポリアミドの融点(°C)であり、そしてCはポリアミドブロックの含有量(重量%)である。]を満足し、(C)テトラヒドロフランによる抽出量が下記式(6)【数2】[ここで、Eはブロック共重合体を100重量倍のテトラヒドロフラン中2時間加熱還流した際の抽出量(重量%)であり、そしてCはポリアミドブロックの含有量(重量%)である。]を満足し、そして(D)35°Cにおける固有粘度が0.5〜5の範囲にある、ことを特徴とするポリアミド/脂肪族ポリエステルブロック共重合体。
IPC (3件):
C08G 69/44 NSR ,  C08L101/00 LSY ,  D01F 6/82

前のページに戻る