特許
J-GLOBAL ID:200903038270684052

減衰力可変型緩衝器およびこれに適する磁性流体流動制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-123857
公開番号(公開出願番号):特開平7-332427
出願日: 1994年06月06日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 小さな電流値で所望の大きさの減衰力を発生することができるようにした減衰力可変型緩衝器の磁性流体流動制御機構を提供する。【構成】 作動油として磁性流体を用い、環状すき間42,52によって形成される磁性流体の流路に、磁性流体の流れの方向に対して直交ないしはほぼ直交する方向の磁場を印加し且つ磁場を印加する部位を磁性流体の流れの方向において多数個所形成し、磁場を印加する部位における電磁石47,57のコア48,58の極部が直接ないしはほとんどギャップのない状態で磁性流体に接していて、磁性流体の磁場による粘性増加を利用するとともに磁場の磁性流体に及ぼす磁気力の作用を多段で利用することにより、磁性流体の流路に圧力差を生じさせる減衰力可変型緩衝器の磁性流体流動制御機構において、磁場を印加する部位における電磁石47,57のコア48,58の極部が磁性流体の流路に突出しているものとした構成とした伸縮式ないしは回転式の減衰力可変型緩衝器。
請求項(抜粋):
作動油として磁性流体を用い、前記磁性流体の流路に、前記磁性流体の流れの方向に対して直交ないしはほぼ直交する方向の磁場を印加し且つ前記磁場を印加する部位を前記磁性流体の流れの方向において複数個所以上形成し、前記磁場を印加する部位における電磁石のコアの極部が直接ないしはほとんどギャップのない状態で磁性流体に接していて、前記磁性流体の磁場による粘性増加を利用するとともに前記磁場の磁性流体に及ぼす磁気力の作用を複数段以上で利用することにより、前記磁性流体の流路に圧力差を生じさせる磁性流体流動制御機構をそなえた減衰力可変型緩衝器において、前記磁場を印加する部位における電磁石のコアの極部が前記磁性流体の流路に突出していることを特徴とする減衰力可変型緩衝器。

前のページに戻る