特許
J-GLOBAL ID:200903038279814595

螺旋コイルインサート用動力装着工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-279194
公開番号(公開出願番号):特開2001-113473
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 螺旋コイルインサートの装着と中子の除去とを一つの作業にして装着作業を簡単化する。【解決手段】 軸線方向に沿って延びているボア16を持つ管状本体と、この管状本体のボア16内に同軸に配置されたマンドレル20と、マンドレル20のボア16内に同軸に配置されたパンチと、マンドレル20を回転させるためのモータ32と、パンチに対して軸線方向の力を加えるための空気シリンダ30とを含む。マンドレルは、螺旋コイルインサートから引っ込んだ位置から、螺旋コイルインサートに係合する位置へ、及び、螺旋コイルインサートを、ワークピースにある雌ネジが切られた孔の中の選択された深さに装着する位置へと移動できる。パンチは、雌ネジが切られた孔の中に螺旋コイルインサートを装着し次第、螺旋コイルインサートから中子を除去するために、マンドレル20のボア16内を軸線方向に摺動する。
請求項(抜粋):
ワークピース内に形成されてネジ立てされた孔の中に、中子を持つ螺旋コイルインサートを装着するための工具であって、軸線に沿って延びているボアを含む管状の本体と;前記管状本体の前記ボア内に同軸で配置され、前記螺旋コイルインサートを前記ワークピースの前記ネジ立て孔の中の選択された深さに係合及び装着するために、引っ込んだ位置から、前記管状本体から延長している装着位置へと、前記管状本体の前記ボア内を移動可能なマンドレルであって、前記螺旋コイルインサートの前記中子に駆動的に係合するための先端部と、マンドレルの軸線に沿って延びているボアとを含むマンドレルと;前記マンドレルの前記ボア内に同軸に配置され、前記マンドレルの前記先端部から引っ込んだ第1の位置から、前記螺旋コイルインサートから前記中子を除去するために前記マンドレルの前記先端部を通って延長している第2の位置へと、軸線方向に移動可能なパンチと;前記管状本体内で前記マンドレルを、前記引っ込んだ位置から前記装着位置へと回転させるためのモータと;前記パンチに対して、それを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるために、軸線方向の力を加えるための空気シリンダとを含むことを特徴とする工具。

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