特許
J-GLOBAL ID:200903038281629460

金属酸化物-水素蓄電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-221407
公開番号(公開出願番号):特開平5-062706
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 セパレータに保持される電解液を改良して金属酸化物-水素蓄電池の充放電を向上させる。【構成】 本発明は、金属酸化物を主体とした正極、水素を電気化学的に吸蔵・放出する水素吸蔵合金およびその水素化物の何れか一方を主体とした負極、セパレータ、およびアルカリ性電解液から構成される金属酸化物-水素蓄電池において、前記アルカリ性電解液は主成分として10重量%以上25重量%未満の水酸化カリウムを含有する水溶液であり、この水溶液が、1.2重量%未満の水酸化リチウムを含有することを特徴とするものである。【効果】 本発明のように、低濃度の電解液、すなわち粘度の低い電解液を使用した場合には、この問題が緩和され、長期に亘り電池が正常に作動できるようになる。また、電解液中に必要量以上の水酸化リチウムを添加した場合、充電後の正極の活物質であるNiOOHがLiNiO2 に変化し、極板の脆化、膨脹を助長することになるが、本発明においては、これを防止できる。
請求項(抜粋):
金属酸化物を主体とした正極、水素を電気化学的に吸蔵・放出する水素吸蔵合金およびその水素化物の何れか一方を主体とした負極、セパレータ、およびアルカリ性電解液から構成される金属酸化物-水素蓄電池において、前記アルカリ性電解液は主成分として10重量%以上25重量%未満の水酸化カリウムを含有する水溶液であり、この水溶液が、1.2重量%未満の水酸化リチウムを含有することを特徴とする金属酸化物-水素蓄電池。
IPC (2件):
H01M 10/26 ,  H01M 10/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-214370

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