特許
J-GLOBAL ID:200903038287683017

移動体通信システムにおける緊急呼接続処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157839
公開番号(公開出願番号):特開平10-013927
出願日: 1996年06月19日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 移動体通信システムにおいて、既存の通話を維持しながら緊急呼に柔軟に対応可能な緊急呼接続処理システムを提供する。【解決手段】 基地局110は、チャネル割当要求から緊急発信情報を検出する発信情報検出手段111と、この検出結果に応じて緊急切換情報を付加したチャネル切換要求を通話中の移動局120のいずれかに送出する切換指示手段112と、チャネル切換要求に応じて解放された通話チャネルを緊急発信情報を含む発呼要求に割り当てるチャネル割当手段113とを備え、移動局120は、緊急番号の入力を判別する判別手段122と、この判別結果に応じてチャネル割当要求に緊急発信情報を付加する付加手段123と、チャネル切換要求から緊急切換情報を検出する切換情報検出手段124と、この検出結果に応じて、現在利用中の基地局110以外の基地局に対して再発呼を行う再発呼手段125とを備える。
請求項(抜粋):
基地局から割り当てられた通話チャネルを利用して、移動局の通信処理手段が相手先との通話処理を行う構成の移動体通信システムにおいて、前記基地局は、前記移動局からのチャネル割当要求から緊急呼である旨の緊急発信情報を検出する発信情報検出手段と、前記発信情報検出手段による検出結果に応じて、通話中の移動局のいずれかに対して、緊急呼に対応するための切換要求である旨を示す緊急切換情報を付加したチャネル切換要求を送出する切換指示手段と、前記チャネル切換要求に応じて解放された通話チャネルを前記緊急発信情報を含む発呼要求に割り当てるチャネル割当手段とを備えた構成であり、前記移動局は、入力されたダイアル番号が緊急発信を適用すべき緊急番号であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に応じて、チャネル割当要求に緊急呼である旨の緊急発信情報を付加し、前記通信処理手段を介して送出する付加手段と、前記基地局から受け取ったチャネル切換要求から前記緊急切換情報を検出する切換情報検出手段と、前記切換情報検出手段による検出結果に応じて、現在利用中の基地局以外の基地局に対して再発呼を行う再発呼手段とを備えた構成であることを特徴とする緊急呼接続処理システム。

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