特許
J-GLOBAL ID:200903038289871678

作業車両の暖機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-085414
公開番号(公開出願番号):特開平5-287780
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 ディテント機構を利用することにより、簡単な構成で、かつオペレータが方向制御弁を所定位置に保持していなくても暖機が行える作業車両の暖機制御装置を提供する。【構成】 作業用油圧ポンプ5の吐出油により伸縮して作業機を駆動する作業用油圧シリンダ10と、作業用方向制御弁8と、方向制御弁8を所定の作業機駆動位置で保持するディテント手段32と、作業機が基準姿勢に達するまではディテント手段32を作動状態に保持し、基準姿勢に達するとその作動を解除するディテント制御手段33と、作業管路用リリーフ手段12とを備え、このリリーフ手段12作動時の圧力損失による熱エネルギによって作動油を暖機するようにした作業車両の暖機制御装置において、ディテント制御手段33は、作動油温が所定温度未満の状態と判定されると、作業機の姿勢に拘らずディテント手段32を作動状態に保持する。
請求項(抜粋):
エンジンにより駆動される作業用油圧ポンプと、この作業用油圧ポンプの吐出油により伸縮して作業機を駆動する作業用油圧シリンダと、この作業用油圧シリンダに導かれる圧油の方向を制御する作業用方向制御弁と、前記方向制御弁を所定の作業機駆動位置で保持するディテント手段と、作業機が基準姿勢に達するまでは前記ディテント手段を作動状態に保持し、前記作業機が基準姿勢に達するとディテント手段の作動を解除するディテント制御手段と、前記作業用油圧ポンプと作業用油圧シリンダとの間の管路圧力が所定値以上になると作動し、該管路圧力をリリーフするリリーフ手段とを備え、このリリーフ手段作動時の圧力損失による熱エネルギによって作動油を暖機するようにした作業車両の暖機制御装置において、作動油温が所定温度以上の状態か否かを判定する判定手段を備え、前記ディテント制御手段は、前記判定手段により作動油温が前記所定温度未満の状態と判定されると、前記作業機の姿勢に拘らず少なくとも前記作動油温が所定値以上の状態と判定されるまでは前記ディテント手段を作動状態に保持することを特徴とする作業車両の暖機制御装置。

前のページに戻る