特許
J-GLOBAL ID:200903038294750170

流体圧シリンダのクッション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-192893
公開番号(公開出願番号):特開平8-035505
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 フローティング型のクッション装置をもつ流体圧シリンダのクッション行程の終期における過度なクッション圧の高圧化を阻止する。【構成】 ピストンロッド4の小径部20内に大きな内径と略等しい長さをもつクッションリング21を配設してこれら両者の間に環状の流路11を形成し、この流路11の両端を放射溝21a,21bで外側部分に開口させると共に、流路11の略中央に位置してクッション行程からの戻り行程時においてのみチェックバルブ機能を発揮するシール部材15を配設したフローティング型のクッション装置を備えた流体圧シリンダにおいて、クッションリング21の外周面に基端側へと向かって断面積を漸増する軸方向の圧力開放流路24を形成し、かつ、クッションリング21の軸方向長さをクッション行程において当該クッションリング21が嵌合するシリンダヘッド5側の環状隙間6の長さよりも長く構成する。
請求項(抜粋):
ピストンロッドに形成した小径部内に当該小径部の直径よりも大きい内径を有し、かつ、軸方向長さの略等しいクッションリングを配設してこれらクッションリングと小径部との間に環状隙間からなる流路を形成し、この流路の両端をクッションリングの両端外側部に開口させると共に、当該流路の略中央に位置してクッション行程からの戻り行程時においてのみチェックバルブ機能を発揮するシール部材を配設したフローティング型のクッション装置を備えた流体圧シリンダにおいて、上記クッションリングの外周面に基端側へと向かって断面積を漸増する軸方向の圧力開放流路を形成し、かつ、クッションリングの軸方向長さをクッション行程時において当該クッションリングが嵌合するシリンダヘッド側の環状隙間の長さよりも長く構成したことを特徴とする流体圧シリンダのクッション装置。

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