特許
J-GLOBAL ID:200903038295975566

車両のステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014282
公開番号(公開出願番号):特開平9-202246
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】車両の衝突時に前後方向へ働く衝撃を緩和するエネルギ吸収部材をコラムとコラムサポートとの間に備えるステアリング装置において、レイアウト上の制約の中で衝撃を吸収ストロークを大きく確保する。【解決手段】運転席に面する車体側にコラムサポート5を固定し、コラムサポート5に変形容易なエネルギ吸収部材7aを運転席側へ向けて突出する状態にピン12で連結する。ステアリングコラム2aの外周をエネルギ吸収部材7aの突出面に結合し、連結ピン12に対応する所定範囲のステアリングコラム2a部分に連結ピン12との衝突時点から2次的に働くエネルギ吸収部としてコラムの変形促進要素20を付加する。変形促進要素20として、ステアリングシャフト1をステアリングコラム2a外周に剥き出す潰れ変形を促進する穴20aを設ける。穴20aに重なる穴21をエネルギ吸収部材7aに形成する。
請求項(抜粋):
運転席に面する車体側にコラムサポートを固定し、コラムサポートに変形容易なエネルギ吸収部材を運転席側へ向けてコラムサポートから突出する状態にピンで連結する一方、ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムの外周をエネルギ吸収部材の運転席側への突出面に結合し、エネルギ吸収部材とコラムサポートとの連結ピンに対応する所定範囲のステアリングコラム部分に連結ピンとの衝突時点から2次的に働くエネルギ吸収部としてコラムの変形促進要素を付加したことを特徴とする車両のステアリング装置。

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