特許
J-GLOBAL ID:200903038312338990

燃料噴射時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307783
公開番号(公開出願番号):特開平9-144583
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】ノイズに影響されない精度の良い燃料噴射時期制御を実現する。【解決手段】気筒内での燃料燃焼時に発生する振動は、着火信号として振動センサ4により検出される。CPU32は、基準位置センサ3により検出されたエンジン1の基準位置信号と、振動センサ4による着火信号とから実着火時期を演算すると共に、エンジン運転状態に基づいて目標着火時期並びに目標噴射時期を演算する。また、CPU32は、実着火時期と目標着火時期との偏差に基づいて噴射時期補正量を求め、当該噴射時期補正量にて前記目標噴射時期を補正する。一方、CPU32は、タイマ機構6による燃料噴射時期の位相変化時に、その時の前記実着火時期の位相変化状態に応じて、振動センサ4により検出された着火信号がノイズによるものか否かを判別し、ノイズである旨が判別された場合、着火信号に基づく目標噴射時期の補正を禁止する。
請求項(抜粋):
エンジンに高圧燃料を供給するための燃料噴射ポンプと、当該エンジンの基準クランク角位置を検出する基準位置検出手段と、前記エンジンの気筒に噴射供給された燃料が燃焼する時の着火信号を検出する着火時期検出手段と、前記燃料噴射ポンプによる燃料噴射時期を調節するタイマ機構と、前記基準位置検出手段により基準位置信号と前記着火時期検出手段による着火信号とから実着火時期を演算する実着火時期演算手段と、エンジン運転状態に基づいて目標着火時期を演算する目標着火時期演算手段と、エンジン運転状態に基づいて目標噴射時期を演算する目標噴射時期演算手段と、前記実着火時期演算手段による実着火時期と前記目標着火時期演算手段による目標着火時期との偏差に基づいて噴射時期補正量を求め、該噴射時期補正量にて前記目標噴射時期を補正する噴射時期補正手段と、前記目標噴射時期に基づいて前記タイマ機構を作動させる噴射時期制御手段と、を備えた燃料噴射時期制御装置において、前記タイマ機構による燃料噴射時期の位相変化時に、その時の前記実着火時期の位相変化状態に応じて、前記着火時期検出手段により検出された着火信号がノイズによるものか否かを判別するノイズ判別手段と、前記ノイズ判別手段により前記着火信号がノイズである旨が判別された場合、前記噴射時期補正手段による目標噴射時期の補正を禁止する補正禁止手段と、を備えたことを特徴とする燃料噴射時期制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 330 ,  F02D 45/00 358
FI (2件):
F02D 41/14 330 C ,  F02D 45/00 358 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭60-190642
  • 特開平1-178773
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-190642
  • 特開平1-178773

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