特許
J-GLOBAL ID:200903038315700500

廃棄物の再資源化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-193774
公開番号(公開出願番号):特開2004-033893
出願日: 2002年07月02日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】廃プラスチック等の焼却が困難な廃棄物と、飛灰等の可溶性塩類を含む廃棄物とを総合的に処理し再資源化することのできる方法を提供する。【解決手段】(A)焼却が困難な廃棄物を粉砕して、粉砕物を得る工程と、(B)飛灰の如き可溶性塩類含有廃棄物を水洗した後、固液分離し、固形分と液分とを得る工程と、(C)工程(A)の粉砕物と、工程(B)の固形分とを混合して、混合物を得るとともに、該混合物が加熱時に塩化揮発し易いように該混合物に含まれる塩素及びアルカリ金属の量を調整して、キルン内で該混合物を加熱処理し、キルン排ガスダストと、カルシウム分を含む焼成残渣を得る工程と、(D)工程(C)のキルン排ガスダストを、工程(B)の水洗前の可溶性塩類含有廃棄物に加える工程と、(E)工程(B)の液分から、重金属と、カルシウム分と、塩化物とを分別して回収する工程とを含む廃棄物の再資源化処理方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(A)焼却処理が困難な廃棄物を粉砕して、適宜の大きさに粉砕された粉砕物を得る廃棄物前処理工程と、 (B)可溶性塩類を含む廃棄物を水洗した後、固液分離し、固形分と液分とを得る可溶性塩類含有廃棄物水洗工程と、 (C)上記廃棄物前処理工程(A)で得られた粉砕物と、上記可溶性塩類含有廃棄物水洗工程(B)で得られた固形分とを混合して、混合物を得るとともに、該混合物が加熱時に塩化揮発し易いように該混合物に含まれる塩素及びアルカリ金属の量を調整して、該混合物をキルン内で加熱処理し、キルン排ガスダストと、カルシウム分を含む焼成残渣を得る加熱処理工程と、 (D)上記加熱処理工程(C)で得られたキルン排ガスダストを、上記可溶性塩類含有廃棄物水洗工程(B)の水洗前の上記可溶性塩類を含む廃棄物に加えるダスト返送工程と、 (E)上記可溶性塩類含有廃棄物水洗工程(B)で得られた液分から、重金属と、カルシウム分と、塩化物とを分別して回収する分別回収工程と を含むことを特徴とする廃棄物の再資源化処理方法。
IPC (5件):
B09B3/00 ,  B09C1/06 ,  C02F1/58 ,  C02F1/62 ,  C04B7/60
FI (10件):
B09B3/00 304G ,  C02F1/58 J ,  C02F1/62 Z ,  C04B7/60 ,  B09B3/00 Z ,  B09B3/00 303A ,  B09B3/00 303F ,  B09B3/00 303J ,  B09B3/00 303L ,  B09B3/00 303P
Fターム (42件):
4D004AA07 ,  4D004AA18 ,  4D004AA19 ,  4D004AA22 ,  4D004AA36 ,  4D004AA37 ,  4D004AA41 ,  4D004AA50 ,  4D004AB03 ,  4D004AC05 ,  4D004BA05 ,  4D004BA06 ,  4D004BA10 ,  4D004CA04 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA28 ,  4D004CA35 ,  4D004CA40 ,  4D004CA41 ,  4D004CB09 ,  4D004CB13 ,  4D004CB34 ,  4D004CB45 ,  4D004CC03 ,  4D004CC12 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA09 ,  4D004DA10 ,  4D038AA08 ,  4D038AB58 ,  4D038AB59 ,  4D038AB68 ,  4D038AB69 ,  4D038AB74 ,  4D038AB79 ,  4D038AB81 ,  4D038BB01 ,  4D038BB02 ,  4D038BB13 ,  4D038BB17

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