特許
J-GLOBAL ID:200903038326073990

回動アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051486
公開番号(公開出願番号):特開平10-248231
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 ローターを三つの位置で停止可能に駆動制御可能な回動アクチュエータを提供する。【解決手段】 ローター10の円筒マグネットの2極着磁バランスを不均等に形成することにより、無通電のときにはアーム部18をストッパ部20,22に当接しない中間位置Aで停止させ、コイル28に一方の極性で通電している間は、前記アーム部18は一方のストッパ部20に当接するまで回動して保持され、通電状態を切り換えて他方の極性で通電している間は、前記アーム部18は反対側のストッパ部22に当接するまで回動して保持される。
請求項(抜粋):
永久磁石から成る円筒マグネットを有し、該円筒マグネットの一端に外方に延設されたアーム部が形成されたローターと、前記ローターを軸線を中心として回動するよう収容すると共に、前記アーム部が当接することにより前記ロータの回動角度範囲を規制する一対のストッパ部を有する、非磁性体から成る本体ケースと、前記本体ケースの軸線方向の一端外側に配され、ボビンに巻線が巻回されて形成されたコイルと、断面略コの字状に両端が曲げられた磁性体から成り、前記コイルの内部に中途部が挿通されると共に、両端が前記本体ケースの外側面にそれぞれ配置されたヨークとを備え、前記ローターの円筒マグネットの2極着磁バランスを不均等に形成することにより、前記コイルに無通電のときには前記アーム部をストッパ部に当接しない中間位置で停止させ、前記コイルに一方の極性で通電している間は、前記アーム部は一方のストッパ部に当接するまで回動して保持され、通電状態を切り換えて他方の極性で通電している間は、前記アーム部は他方のストッパ部に当接するまで回動して保持されることを特徴とする回動アクチュエータ。

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