特許

J-GLOBAL ID：200903038339246397

溶融金属用保温材

発明者： 平 雅夫 ,  高杉 英登 ,  石井 健司 ,  大前 達雄
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社 ,  株式会社アグシス
代理人 (1件)： 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-106169
公開番号（公開出願番号）：特開平10-296395
出願日： 1997年04月23日
公開日（公表日）： 1998年11月10日
要約：

【要約】【課題】 溶融金属表面へ添加したとき、高温上昇気流で舞い上がらず、添加後均し作業をしなくても均一に分布し、且つ良好な断熱保温層が形成される溶融金属用保温材を開発する。【解決手段】 少なくとも植物性繊維と水分とを含む産業廃棄物を原料とし、乾燥し、造粒し、次いで炭化する。造粒に際して、特別なバインダーは添加しない。植物性繊維は、食品製造工程において発生する大豆粕、小麦粕、ビール粕、小豆粕、及びみかん粕の内一種以上を含むものが望ましい。灰分:50〜80wt.%、揮発性物質:10wt.%以下、及び全炭素:20〜40wt.%を含有し、残部が水分等不可避的不純物からなる成分組成を有するものが望ましい。【効果】 安価で保温性に優れた保温材が得られ、且つ廃棄物処理により発生していた焼却・埋立に伴う環境問題の解消にも役立つ。

請求項（抜粋）：

少なくとも植物性繊維と水分とを含む産業廃棄物を原料とし、前記原料を乾燥し、造粒し、次いで炭化することにより製造されたことを特徴とする溶鋼金属用保温材。

IPC (3件)：

B22D 7/10 101 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 370

FI (3件)：

B22D 7/10 101 ,  B22D 11/10 H ,  B22D 11/10 370 F

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平1-202359
  
• 特開昭62-279051
  
• 特開平1-202359
  
• 特開昭62-279051