特許
J-GLOBAL ID:200903038342038169

電流計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092673
公開番号(公開出願番号):特開平7-294561
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 構成の簡略化を図るとともに、応答性を向上させる。【構成】 一対のホール素子3,4は、コアに設けられたギャップに配置されている。ホール素子3,4は、不平衡電圧の温度ドリフトの傾向が互いに同じであり、単結晶シリコン基板11上において一方のホール素子3が正規動作、他方のホール素子4が反転動作するべく配置されている。ホール素子3,4の各ホール端子には各々差動増幅器8,9を介して加算回路10が接続されている。ホール素子3,4は、ギャップ内の磁束密度に応じたホール電圧を出力する。このとき、互いに同じ温度ドリフトの傾向を有する一対のホール素子3,4が各々正規動作・反転動作することにより、いかなる使用温度域においても不平衡電圧が相殺される。また、本構成では、従来の装置とは異なりホール素子の端子切り換えが不要であるため、構成の簡略化と応答性の向上とが実現される。
請求項(抜粋):
環状の強磁性体の一部にギャップを有し、計測電流に対応した磁束を発生するコアと、前記ギャップ内に配置され、同ギャップ内の磁束密度に応じた信号を出力すると共に、不平衡電圧の温度ドリフトの傾向が互いに同じである一対のホール素子と、前記一対のホール素子に対して所定の制御電流を供給する定電流回路と、前記一対のホール素子の出力を加算する加算回路とを備え、前記一対のホール素子の一方を正規動作させるべく配置し、他方を反転動作させるべく配置したことを特徴とする電流計測装置。
IPC (3件):
G01R 15/20 ,  G01R 19/32 ,  H01L 43/06

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