特許
J-GLOBAL ID:200903038349343323

多段式楔形ジャッキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127952
公開番号(公開出願番号):特開平8-324981
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 重量構造物と下部工間に介在する支承装置の取付、取替作業を行うために構造物を扛上支持するものであって、扛上増幅率を減少させず、装置の全長を増加させずに扛上量が大幅に増加した多段式楔形ジャッキ装置を提供する。【構成】 楔形駆動部材1と楔形受圧部材2とを互いの傾斜面11,21を接触させてベース板3上に積層し、楔形受圧部材の移動を規制する反力受手段5に連係させて押引駆動手段6を設け、楔形駆動部材に着脱可能に順次連結可能な単又は複数の追加楔形部材7を有し、各追加楔形部材は押引駆動手段のストローク長よりも短く、楔形駆動部材の傾斜面と同一傾斜角度の傾斜面71を有し、楔形駆動部材又は前段の追加楔形部材と、後段の追加楔形部材とで傾斜面が連続し、押引駆動手段の駆動ロッド71と楔形駆動部材及び各追加楔形部材とを着脱可能となし、扛上後、楔形駆動部材及び追加楔形部材の側面に係合してその移動を規制する仮止手段8を備えている。
請求項(抜粋):
少なくとも上面に傾斜面を形成し、長さ方向に移動可能な楔形駆動部材と、上下面の一方に前記楔形駆動部材の傾斜面を摺動する同一傾斜角度の傾斜面を形成し且つ他方に水平面を形成した楔形受圧部材とを、互いの傾斜面を接触させて積層してベース板上に載置するとともに、その上位に板状沓を積層し、前記楔形受圧部材の移動を規制する反力受手段に連係させて設けた押引駆動手段にて前記楔形駆動部材の厚肉端面側を押引し、前記板状沓に載置した構造物を扛上、扛下させてなる楔形ジャッキ装置であって、前記楔形駆動部材の厚肉端面側に着脱可能に順次連結可能な単又は複数の追加楔形部材を有し、各追加楔形部材は前記押引駆動手段のストローク長よりも短い長さで、前記楔形駆動部材の傾斜面と同一傾斜角度の傾斜面を有するとともに、楔形駆動部材又は前段の追加楔形部材の厚肉端面と、後段の追加楔形部材の薄肉端面とで両部材の傾斜面が連続し、更に前記押引駆動手段の駆動ロッドの先端と楔形駆動部材及び各追加楔形部材の厚肉端面とを着脱可能に連結可能となし、そして所定高さ扛上後、楔形駆動部材及び追加楔形部材の側面に係合してその移動を規制する仮止手段を備えていることを特徴とする多段式楔形ジャッキ装置。
IPC (2件):
B66F 1/02 ,  E01D 21/00
FI (2件):
B66F 1/02 E ,  E01D 21/00

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