特許
J-GLOBAL ID:200903038350968248

工具用窒化ケイ素焼結体及び工具用被覆窒化ケイ素焼結体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237227
公開番号(公開出願番号):特開平5-051259
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 窒化ケイ素焼結体の表面を改質し、鉄族金属との親和性を小さくし、高温における強度及び耐摩耗性に優れる窒化ケイ素焼結体、並びにこの焼結体の表面に被膜を形成し、被膜の密着性を高め、耐摩耗性及び耐欠損性に優れる被覆窒化ケイ素焼結体を目的とする。【構成】 焼結体の表面におけるTi及び/又はHfの平均的元素量が焼結体の表面から200μm以上の内部におけるTi及び/又はHfの平均的元素量に比べて増加させた窒化ケイ素焼結体、並びにこの焼結体の表面に硬質被膜を形成した被覆窒化ケイ素焼結体。【効果】 切削工具として用いた場合、従来品又は本発明品を外れた比較品に比べて、耐欠損性が同等で、耐摩耗性が約45〜62%も向上する窒化ケイ素焼結体、並びに耐欠損性が約39〜52%向上し、耐摩耗性が約43〜97%も向上する被覆窒化ケイ素焼結体。
請求項(抜粋):
窒化ケイ素を主成分とするマトリックス70重量%以上と、残部がTi及び/又はHfを少なくとも含む化合物のスケルトンとからなる窒化ケイ素焼結体において、該スケルトン中のTi及び/又はHfの元素量が1〜20重量%(焼結体全体の比)であり、かつ該窒化ケイ素焼結体の表面におけるTi及び/又はHfの平均的元素量が該窒化ケイ素焼結体の表面から200μm以上の内部におけるTi及び/又はHfの平均的元素量に比べて増加していることを特徴とする工具用窒化ケイ素焼結体。
IPC (3件):
C04B 35/58 102 ,  B23P 15/28 ,  C04B 41/87

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