特許
J-GLOBAL ID:200903038353960124

送電線事故区間検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257762
公開番号(公開出願番号):特開平6-109798
出願日: 1992年09月28日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 簡易な回路構成で確実に事故区間標定を行なうことのできる送電線事故区間検出システムを提供することを目的とする。【構成】 送電線事故区間検出システムは、送電線(1)の少なくとも1ヶ所に配置され、電力線(1a〜1c)が誘起する電界の強度を検出する電界センサ(100a,100b)と、この電界センサの出力に従って送電線1への荷電状況すなわち開閉器(120)の開閉状態を検出する中央装置(110)を含む。この中央装置は、地線電流センサ(5-1〜5-n)の検出電流情報の分布形態に従って発生した事故の区間を検出する。中央装置は地線電流センサの検出電流情報を記憶装置へ書込むが、この記憶装置への書込は電界センサが送電線への無荷電状況を示すとき禁止され、それまでの地線電流センサ検出電流情報が記憶装置に保持される。
請求項(抜粋):
送電線に沿って所定の複数の地点に設置され、該設置地点における架空地線を流れる電流を検出するための複数の電流検出手段と、前記送電線に含まれる電力線が誘起する電界を検出するための電界検出手段と、前記複数の電流検出手段がそれぞれ検出した電流情報を格納するための記憶手段と、前記電界検出手段の出力に応答して前記記憶手段への情報の書込を禁止する書込禁止手段と、前記書込禁止手段による禁止動作の後、前記記憶手段の格納データを読出して読出した電流情報の分布形態に従って事故点を標定する解析手段とを含む、送電線事故区間検出システム。

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