特許
J-GLOBAL ID:200903038359193966
ポリスチレン系発泡粒子の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野崎 銕也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-246889
公開番号(公開出願番号):特開平9-104782
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 耐割れ性が良好で、かつ外観特性が良く、発泡剤ガスの保持性が改良された発泡粒子の提供。【解決手段】 (1)ポリスチレン系樹脂の連続相とブタジエン系ゴム粒子の分散相とから成るゴム変性ポリスチレン系樹脂であって、該連続相の極限粘度(30°C,Tol)が 0.6〜0.9 であり、該ブタジエン系ゴム粒子の膨潤指数(25°C,Tol)が 6.5〜13.5であるゴム変性ポリスチレン樹脂を押出し機内で発泡剤と加熱溶融状態で混合し溶融混合物を得る工程、(2)前記溶融混合物を押出機内において、50〜300 kg/cm2 Gの圧力下で、 130°C以上の温度に15分以上保持し、発泡剤を含浸させたゴム変性ポリスチレン樹脂を得る工程、(3)前記発泡剤を含浸させたゴム変性ポリスチレン樹脂を押出した後、切断し、粒状にすることによって発泡性粒子を得る工程、(4)前記発泡性粒子を加熱する工程からなるポリスチレン系発泡粒子の製造方法。
請求項(抜粋):
ゴム変性ポリスチレン樹脂から発泡粒子を製造する方法であって、下記工程からなることを特徴とするポリスチレン系発泡粒子の製造方法。(1)ポリスチレン系樹脂の連続相とブタジエン系ゴム粒子の分散相とから成るゴム変性ポリスチレン系樹脂であって、該連続相の30°Cトルエン中での極限粘度が0.6以上0.9以下であり、該ブタジエン系ゴム粒子の25°Cトルエン中での膨潤指数が6.5以上、13.5以下であるゴム変性ポリスチレン樹脂を、押出し機内で発泡剤と加熱溶融状態で混合し、溶融混合物を得る工程(2)前記溶融混合物を押出機内において、50kg/cm2 G以上、300kg/cm2 G以下の圧力下で、130°C以上の温度に15分以上保持し、発泡剤を含浸させたゴム変性ポリスチレン樹脂を得る工程(3)前記発泡剤を含浸させたゴム変性ポリスチレン樹脂を押出した後、切断し、粒状にすることによって発泡性粒子を得る工程(4)前記発泡性粒子を加熱する工程
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