特許
J-GLOBAL ID:200903038360342100
信号処理回路
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027711
公開番号(公開出願番号):特開平6-244820
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明はスペクトラム拡散通信方式において、異なる拡散符号系列を用いた直交拡散変調波に対し、同期捕捉時の周波数偏差の除去、及び周波数補正を行なう信号処理回路を実現するものである。【構成】 受信側検波によるベースバンド帯Ich、Qch分離後、各々の信号毎にIch用拡散符号系列、Qch用拡散符号系列のそれぞれと相関検出を行い、その出力の2乗和を用いて同期捕捉判定回路130で同期捕捉判定を行なうとともに、各相関器81、82、83、84からの出力値を用いてAFC回路100にて周波数偏差量を求める。【効果】 本方式により、同期捕捉時に周波数偏差の影響を除くことができ、同期捕捉時間の縮小が可能となる。また、AFC回路では周波数偏差量が求められるので、遅延検波、同期検波のどちらの場合にも適用することができる。
請求項(抜粋):
送信側で同相成分と直交成分とを各々異なる拡散符号系列を用いて情報信号を直接拡散した直交拡散変調波を、受信搬送波帯から同相成分と直交成分との分離されたベースバンド帯の信号に変換する周波数変換回路と、前記同相成分と直交成分のベースバンド信号の両者に対して、それぞれ同相成分の拡散符号系列との第1、第2の逆拡散用相関検出器と、前記同相成分と直交成分のベースバンド信号の両者に対して、それぞれ直交成分の拡散符号系列との第3、第4の逆拡散用相関検出器と、前記4個の逆拡散用相関器の複数の出力よりデータの復号を行う復号回路と、第1の逆拡散用相関検出器の出力を2乗する第1の乗算器と、第2の逆拡散用相関検出器の出力を2乗する第2の乗算器と、前記第1、第2の乗算器出力を加算する第1の加算器と、前記第1の加算器の出力レベルに応じて同期捕捉判定を行う判定回路と、第1と第2の逆拡散用相関検出器出力、または、第3と第4の逆拡散用相関検出器出力、または、第1の逆拡散用相関検出器出力と、第4の逆拡散用相関検出器出力とを加算する第2の加算器と、前記第2の逆拡散用相関検出器出力と第3の逆拡散用相関検出器出力とを減算する減算器と、前記第2の加算器と減算器との出力のいずれかの出力の組み合わせにより周波数偏差を求めてデータ復号時に補正を行う補正回路とを具備する信号処理回路。
IPC (2件):
引用特許:
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