特許
J-GLOBAL ID:200903038363669908

エリプロジルのエナンチオマーの合成における中間体およびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334891
公開番号(公開出願番号):特開平8-252097
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【課題】 1-(4-クロロフェニル)-2-クロロエタノールのエナンチオマーの製造方法、およびエリプロジルのエナンチオマー並びにそれらの塩の製造に対する1-(4-クロロフェニル)-2-クロロエタノールのエナンチオマーの適用を提供する。【解決手段】 (±)-α-(4-クロロフェニル)クロロエチルアセテートをエナンチオ選択的に酵素的に加水分解して混合物を得た後、その混合物の成分を分離して、場合により無水コハク酸で処理してスクシネートへ転換した後、これらを加水分解することからなる方法により、1-(4-クロロフェニル)-2-クロロエタノールのエナンチオマーを製造することができる。
請求項(抜粋):
1-(4-クロロフェニル)-2-クロロエタノールのエナンチオマーの製造方法であって、該方法は、ウマ肝臓アセトン粉末、Pseudomonasfluorescensから得られるリパーゼPS、Pseudomonasから得られるリパーゼAK、およびCandida antarcticaから得られるリパーゼより選択される酵素を用いて、(±)-α-(4-クロロフェニル)クロロエチルアセテートをエナンチオ選択的に酵素的に加水分解し、加水分解されなかったR-(-)-α-(4-クロロフェニル)クロロエチルアセテート、およびS-(+)-1-(4-クロロフェニル)-2-クロロエタノールを分離し、場合によりS-(+)-1-(4-クロロフェニル)-2-クロロエタノールをS-(+)-α-(4-クロロフェニル)クロロエチルスクシネートへ転換した後、次いでR-(-)-α-(4-クロロフェニル)クロロエチルアセテート、また場合によりS-(+)-α-(4-クロロフェニル)クロロエチルスクシネートを加水分解することを含んでなることを特徴とする方法。
IPC (7件):
C12P 41/00 ,  C07C 29/09 ,  C07D211/18 ,  C12R 1:39 ,  C12R 1:38 ,  C12R 1:72 ,  C07M 7:00
FI (4件):
C12P 41/00 C ,  C12P 41/00 J ,  C07C 29/09 ,  C07D211/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-218384

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