特許
J-GLOBAL ID:200903038370873499

移動局位置捕捉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-045534
公開番号(公開出願番号):特開平7-255079
出願日: 1994年03月16日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 地上に固定された複数の基地局と、陸上、海上、または空中を移動する移動局とからなる移動体通信システムにおける、移動局の空間位置を特定する移動局位置捕捉装置に関し、適切な切替えタイミングによるハンドオフ制御を可能とするとともに、処理時間の短いダイバーシティ受信制御を可能することを目的とする。【構成】 移動局2の受信手段3が、各基地局1a〜1nからの送信信号を受信し、その中の所定の同期信号および識別信号を抽出手段4によって抽出する。時間差検出手段5が、抽出手段4が各所定の同期信号を抽出する各タイミングを監視していて、所定タイミングに対する各タイミングの時間差を検出する。一方、基地局座標検出手段6が、各識別信号に基づき、各基地局1a〜1nの位置座標値を検出する。こうして得られた各時間差と各位置座標値とに基づき、移動局座標算出手段7が、移動局2の位置座標を算出する。
請求項(抜粋):
同一のクロックにそれぞれ同期された所定の同期信号と、自局を特定するための識別信号とを各送信信号に含む複数の基地局(1a〜1n)と、これらの基地局(1a〜1n)からの各送信信号を同時に受信できる移動局(2)とから成る移動体通信システムにおける移動局位置捕捉装置において、前記各基地局(1a〜1n)からの送信信号を受信する前記移動局(2)の受信手段(3)と、前記各送信信号中に含まれる所定の同期信号および識別信号を抽出する抽出手段(4)と、前記抽出手段(4)が前記各所定の同期信号を抽出した各タイミングの、所定タイミングに対する時間差を検出する時間差検出手段(5)と、前記抽出手段(4)で抽出された前記各基地局(1a〜1n)からの識別信号に基づき、前記各基地局(1a〜1n)の位置座標値を検出する基地局座標検出手段(6)と、前記時間差検出手段(5)が検出した各時間差および前記基地局座標検出手段(6)が検出した各位置座標値に基づき、前記移動局(2)の位置座標を算出する移動局座標算出手段(7)と、を有することを特徴とする移動局位置捕捉装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-233930
  • 特開平4-290098
  • 特開平3-226124
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