特許
J-GLOBAL ID:200903038388277494

電動機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143861
公開番号(公開出願番号):特開平9-327142
出願日: 1996年06月06日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、電動機の回転子に係り、詳しくは回転子鉄心と回転軸の取付構造に関し、振動、騒音の伝達を防止した電動機の回転子を提供する。【解決手段】 回転子鉄心2の中心に形成された挿通孔2aの内周壁に軸方向に沿って複数の略コ字状の溝2bを放射状に形成し、回転軸3の外周部の軸方向に、前記溝の長さよりも短い略コ字状の切欠き3aを形成し、前記切欠きの幅wとほぼ同じ厚さwtと、同切欠きの長さとほぼ同じ長さと、同切欠きの深さdと前記溝の深さdsの和とほぼ同じ幅dtの略板状のタンジェンシャルストッパ4を設け、その一側を前記切欠きに嵌入するとともに前記回転軸を前記挿通孔に挿通し、他側を前記溝に挿入し、両側に緩衝部材を介装しEリングを嵌入することにより、前記回転子鉄心を前記回転軸の軸方向に沿って摺動自在に取付ける。
請求項(抜粋):
回転子鉄心の中心に形成された挿通孔に、回転軸を取付けてなる電動機の回転子において、前記挿通孔の内周壁に軸方向に沿って複数の略コ字状の溝を放射状に形成するとともに、前記回転軸の外周部の軸方向に、前記溝の長さよりも短い略コ字状の切欠きを形成し、同切欠きの長手方向を挟む位置の円周方向に、前記回転子鉄心の軸方向の長さよりも長い間隔をあけて各々Eリングの取付溝を形成し、前記切欠きの幅とほぼ同じ厚さと、同切欠きの長さとほぼ同じ長さと、同切欠きの深さと前記溝の深さの和とほぼ同じ幅の略板状のタンジェンシャルストッパを設け、その一側を前記切欠きに嵌入するとともに前記回転軸を前記挿通孔に挿通し、他側を前記溝に挿入し、しかる後前記回転子鉄心の両側に緩衝部材を介装し、前記Eリングの取付溝にEリングを嵌入することにより、前記回転子鉄心を前記回転軸の軸方向に沿って摺動自在に取付けてなることを特徴とする電動機の回転子。
IPC (2件):
H02K 1/28 ,  H02K 5/24
FI (2件):
H02K 1/28 Z ,  H02K 5/24 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-231932
  • 特開昭59-106838

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