特許
J-GLOBAL ID:200903038391153461

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056704
公開番号(公開出願番号):特開平9-231988
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池システムにおいて、利用されずに排出されるエネルギ量を減らし、システム全体のエネルギ効率を向上させる。【解決手段】 バーナ60の燃焼ガスから得られるエネルギの利用の順序を、熱交換率の低いものを先、高いものを後として利用効率を高める。すなわち、バーナ60によって、まず圧縮機50のタービン52を駆動する。タービン52の駆動にともなって、コンプレッサ54は外部から取り込んだ空気を圧縮して燃料電池15に供給する。このときタービン52での熱交換効率が低いため、タービン52から排出される排ガスは800°C程度の高温となっている。この高温の排ガスを、改質器40での改質反応に利用する。改質器40での熱交換効率は高く、改質器40では供給された排ガスのエネルギの大部分が消費される。
請求項(抜粋):
水素を含有する燃料ガスと酸素を含有する酸化ガスとを反応させて発電を行なう燃料電池システムであって、原燃料を改質して前記燃料ガスを生成する改質器と、高温燃焼を行なうバーナと、該バーナの高温排気により駆動されるタービンによって運転され、前記酸化ガスを加圧する圧縮機と、該圧縮機により加圧された該酸化ガスが陽極に供給され、前記改質器からの前記燃料ガスが陰極に供給され、該酸化ガスと該燃料ガスとにより発電を行なう燃料電池と、前記バーナの高温排気が前記タービンを駆動した後の排ガスの熱量を、前記改質器に導いて、前記原燃料の改質反応に供する熱量供給手段とを備えた燃料電池システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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