特許
J-GLOBAL ID:200903038394685413

ブローバイガス中の燃料濃度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346438
公開番号(公開出願番号):特開平5-179922
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】ブローバイガス中の燃料濃度の検出。【構成】吸入負圧及び実際の空燃比を所定周期でサンプリングし(S1)、サンプリングした各吸入負圧間の平均値を算出すると同時にサンプリングした実空燃比毎に目標値との各偏差Δαn を算出する(S2,3)。次に、算出した前記各偏差Δαn を、所定吸入負圧PBc での値を1として予め定めた影響係数Mで除算して所定吸入負圧PBc 状態での値に換算する(S4)。かかる換算値の時系列変化傾向を、燃料濃度毎に予め記憶させてある前記所定負圧PBc 状態での空燃比偏差の変化傾向と比較し、どの燃料濃度の変化傾向に近似しているかによって実際のブローバイガス中の燃料濃度を判定する(S5)。
請求項(抜粋):
機関の燃焼室から漏出するブローバイガスを機関の吸入負圧に応じて流量制御する流量制御弁を介して吸気通路に還元するブローバイガス通路を備える一方、空燃比検出手段により検出される空燃比に応じて増減設定される空燃比フィードバック補正係数により空燃比の基本制御値を補正しつつ空燃比を目標値に近づけるようにフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段を備えた内燃機関において、前記機関の吸入負圧を検出する吸入負圧検出手段と、該吸入負圧検出手段の検出値を所定サンプリング周期でサンプリングする吸入負圧サンプリング手段と、空燃比検出手段で検出した実際の空燃比と前記目標値との偏差を前記吸入負圧のサンプリングに同期してサンプリングする空燃比偏差サンプリング手段と、一定の所定吸入負圧でブローバイガス中の燃料濃度を異ならせて得られた当該異なる燃料濃度毎の実空燃比と目標値との偏差の経過時間に伴う変化傾向を予め記憶させた記憶手段と、前記各サンプリングされた空燃比偏差を対応する各吸入負圧サンプリング値に基づいて前記一定の所定吸入負圧時の空燃比偏差に換算する空燃比偏差換算手段と、該空燃比偏差換算手段の換算値の変化傾向を前記記憶されている各燃料濃度毎の変化傾向と比較してブローバイガス中の燃料濃度を判定する燃料濃度判定手段とを備えて構成したことを特徴とするブローバイガス中の燃料濃度検出装置。
IPC (4件):
F01M 13/00 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 360 ,  G01N 33/22

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