特許
J-GLOBAL ID:200903038396797987

モータ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280070
公開番号(公開出願番号):特開平9-121558
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 電流フィードバック制御系を有する交流モータ駆動制御回路において、デッドタイム補償を行ったうえで、応答性の良好な電流制御を可能とするディジタル制御装置を提供する。【解決手段】 電流フィードバック制御系を備える交流モータ駆動制御回路において、デッドタイム補償演算に用いる電流サンプル値を1制御周期前の値を用いその演算処理を電流フィードバック制御に関わる演算の後で行う構成とすることにより、電流制御無駄時間が短縮され、電流の応答性が改善される。
請求項(抜粋):
電流指令値に追従させる為の電流フィードバック制御系と、3相ブリッジ回路を構成するスイッチング素子の短絡防止の為に設けられているデッドタイムに起因する電圧歪を補償する機能とを有し、PWM電圧を印加することでモータを駆動制御する交流モータ駆動制御装置において、モータ電流をサンプリングする電流サンプリング手段と、前記電流サンプリング手段により得られるサンプリング電流値を用いて電流制御を行い電圧指令を演算する電流制御手段と、前記サンプリング電流値を用いて、前記電流制御手段により得られる電圧指令の補償値の演算を行うデッドタイム補償手段と、前記電流制御手段、前記デッドタイム補償手段それぞれの演算結果から出力電圧を演算する出力電圧演算手段と、前記4つの各手段を所定の周期毎に逐次的に実行させるための実行タイミング発生手段と、前記出力電圧を入力し所定のタイミングでPWM電圧指令を更新するPWM指令更新手段とを備え、実行タイミング発生手段により制御される各実行手段の実行順序が、1制御周期内においては、?@前記電流サンプリング手段、?A前記電流制御手段、?B前記出力電圧演算手段、?C前記デッドタイム補償手段の順であり、前記PWM指令更新手段によるPWM電圧指令更新はデッドタイム補償手段の演算終了以前に行われ、出力電圧演算手段の演算で用いるデッドタイムの補償値は1制御周期前に演算した値を用いることを特徴とするモータ駆動制御装置。
IPC (4件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/48 ,  H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63
FI (6件):
H02M 7/537 C ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 J ,  H02P 7/63 302 D ,  H02P 7/63 302 L ,  H02P 7/63 302 K

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