特許
J-GLOBAL ID:200903038398303370

誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080217
公開番号(公開出願番号):特開平11-260541
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 インバータ回路の発振周波数を一定に維持して加熱出力を制御することにより、多口型コンロでの干渉音の発生を防止する。【解決手段】 直列接続したダイオード17及びトランジスタ16を共振用のコンデンサ15に並列に接続する。制御部20は、まずトランジスタ13、16をオンさせた所定時間後にトランジスタ13をオフさせ、加熱コイル12とコンデンサ15で共振を生じさせる。コレクタ電圧Vcが上昇して電源電圧Vbを越えるとコンデンサ15に流れていた電流はトランジスタ16側に転流し、共振が一時的に停止する。これにより加熱コイル12に流れる電流は頭打ちになる。従って、トランジスタ16のオン時間を固定する一方、トランジスタ13のオン時間を短くするほど加熱出力は減少する。これにより、インバータ回路10の動作周波数を変動させずに加熱電力を調整することができる。
請求項(抜粋):
直流電源と誘導加熱用の加熱コイルと第1スイッチング素子とを直列に接続し、加熱コイル又は第1スイッチング素子と並列に共振用のコンデンサを接続するとともに、第1スイッチング素子と並列に逆方向に導通する第1ダイオードを接続したインバータ回路を有する誘導加熱調理器において、a)前記加熱コイルの両端に並列接続し、第2ダイオードと第2スイッチング素子とを直列接続して構成した、前記加熱コイルに流れる電流の還流用の直列回路と、b)第1及び第2スイッチング素子のオン/オフ動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、第1スイッチング素子のオフのタイミングを第2スイッチング素子のオフのタイミングに対して調整することにより加熱コイルに流れる電流を調整することを特徴とする誘導加熱調理器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 高周波インバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-125851   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平1-311587

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