特許
J-GLOBAL ID:200903038401327560

陽電子発生用ターゲットおよびそれを用いた陽電子発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010153
公開番号(公開出願番号):特開平9-197100
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 熱伝導率の高いターゲットを備えることにより、水などのターゲット以外の構成要素の放射化が抑えられ、かつ、よりコンパクトでシンプルな構造の陽電子発生装置を提供する。【解決手段】 本発明の陽電子発生用ターゲットは、アルミニウムの多孔体1と、その多孔体1の空孔に充填されたタンタルまたはタングステン2とからなる。このターゲットは、熱伝導率が高く内部に冷却装置が必要ないため、水などの放射化が抑えられ、よりコンパクトになる。タンタルまたはタングステンの体積は、ターゲット全体積の89〜98%を占めることが好ましく、アルミニウムの多孔体は、多孔率89〜98%の発泡状のアルミニウムが好ましい。また、本発明の陽電子発生装置は、このターゲットを備える。この陽電子発生装置は、冷却部の構造がシンプルで、全体的にもコンパクトになる。
請求項(抜粋):
アルミニウムの多孔体と、前記アルミニウムの多孔体の空孔に充填されたタンタルおよびタングステンからなる群から選択される少なくともいずれかとからなることを特徴とする、陽電子発生用ターゲット。
IPC (3件):
G21K 5/08 ,  G21K 1/00 ,  H01J 37/06
FI (3件):
G21K 5/08 Z ,  G21K 1/00 E ,  H01J 37/06 Z

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