特許
J-GLOBAL ID:200903038411609874

車両用エアコンシステムの空調制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162540
公開番号(公開出願番号):特開平10-006753
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 エアコンアンプユニットと表示操作部とをLAN化しデータ通信によりファンやドア等を制御する車両用エアコンシステムの空調制御装置において、表示通信データ線のみに通信エラーを生じた場合にスイッチ操作に基づく空調制御を確保すること。【解決手段】 表示通信データ線cにより送信される表示通信データの通信エラーをチェックする通信エラーチェック手段eと、通信エラーチェック手段eにより表示通信データのみが通信エラーであると検出されると、表示操作部bの表示部を異常表示もしくは予測表示にしつつスイッチデータのエアコンアンプユニットaへの送信を維持するフェールセーフ手段fとを設けた。
請求項(抜粋):
内蔵しているマイコンによって各スイッチやセンサ類からの入力信号をプログラムソフトにしたがって演算処理し、ブロアファンモータや各ドアアクチュエータ等を総合的に制御するエアコンアンプユニットと、自動車のコントロールパネルに装着され、モードやファン速度や温度等を表示する表示部とモードスイッチや温度設定手段等のスイッチ類が設けられている操作部とを有する表示操作部と、前記エアコンアンプユニットから表示操作部へ表示通信データを送信する表示通信データ線と、前記表示操作部からエアコンアンプユニットへスイッチデータを送信するスイッチデータ線と、を備えた車両用エアコンシステムの空調制御装置において、前記表示通信データ線により送信される表示通信データの通信エラーをチェックする通信エラーチェック手段と、前記通信エラーチェック手段により表示通信データのみが通信エラーであると検出されると、表示操作部の表示部を異常表示もしくは予測表示にしつつスイッチデータのエアコンアンプユニットへの送信を維持するフェールセーフ手段とを設けたことを特徴とする車両用エアコンシステムの空調制御装置。

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