特許
J-GLOBAL ID:200903038413242293

胸腺ホルモン由来のペプチド複合体、その医薬用途およびそれを含有する組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518639
公開番号(公開出願番号):特表2000-500447
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】本発明は、サイムリンおよびサイモポイエチンから選ばれたチミン系ホルモンに由来する少なくとも3個のアミノ酸からなる配列を含むペプチド複合体に関し、これらのアミノ酸は独立してD、LまたはDL形であり、該配列は一般式(I):HOOC-Rで示されるモノカルボン酸およびそのアルコール、アルデヒドもしくはアミド誘導体、一般式(II): HOOC-R1-COOHで示されるジカルボン酸から選ばれた少なくとも1種の化合物と化学的または物理的に結合している。本発明はまた、かかる複合体の医薬としての使用、ならびにこれらを含有する医薬用もしくは化粧用組成物にも関する。
請求項(抜粋):
以下の(i) および(ii)を含むことを特徴とする薬剤用または化粧用組成物。(i)サイムリンまたはサイモポイエチンから選択された胸腺ホルモンに由来する少なくとも3個のアミノ酸の配列を含む少なくとも1つのペプチド複合体、ここでアミノ酸はそれぞれ別個にD、LまたはDL形のいずれでもよく、前記配列は下記から選ばれた少なくとも1つの化合物と化学的または物理的に結合している:-下記一般式(I)で示されるモノカルボン酸: HOOC-R (I)(式中、Rは置換されていてもよい、直鎖もしくは分岐C1〜C20脂肪族基を意味し、この基は1または2以上の不飽和結合を含有していてもよい)並びに式Iの酸のアルコール、アルデヒドもしくはアミド誘導体。-下記一般式(II)で示されるジカルボン酸: HOOC-R1-COOH (II)(式中、R1は少なくとも3個、好ましくは3〜10個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐鎖の2価脂肪族基、特にアルキル、アルキレン、アルケニレンまたはアルキニレン基を意味し、この基は1または2以上の不飽和を含有してもよく、また置換されていてもよく、特に1または2以上のアミノ、ヒドロキシルもしくはオキソ基またはC1〜C3アルキル基で置換されていてもよく、R1は酸官能基の1つと共に環を形成してもよい)(ii)外用局所経路により投与するのに適した、薬剤としておよび/または化粧料として許容しうる賦形剤。
IPC (8件):
C07K 14/66 ZNA ,  A61K 7/00 ,  A61K 7/06 ,  A61K 7/48 ,  A61P 17/14 ,  A61P 37/02 ,  A61K 38/22 ,  C07K 7/06
FI (8件):
C07K 14/66 ZNA ,  A61K 7/00 W ,  A61K 7/06 ,  A61K 7/48 ,  A61K 31/00 617 H ,  A61K 31/00 637 A ,  C07K 7/06 ,  A61K 37/24
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-275695
  • 特開昭54-016425
  • 特開昭54-098719
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Clin.Exp.Immunol.,(1981),45,p338-343
  • Peptides,(1986),7,p1015-1019

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