特許
J-GLOBAL ID:200903038413774317

トランスファー装置のトルク監視による異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-087721
公開番号(公開出願番号):特開平7-275971
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 プレスのトランスファー装置の事故防止をさらに徹底する。【構成】 駆動装置1、2におけるサーボモータ11、21の駆動をサーボ制御装置12、22を介してビームの移動を位置的に制御し、プレス本体の作動と同調させるトランスファー装置において、特定のトランスファーパターン毎に正常運転において測定した実トルク値Tを標準とし、予め設定した偏差値を制御装置3のCPU32において加減した上限、下限のトルク値によって許容トルク範囲を演算して記憶する。後刻同じトランスファーパターンの成形作業に当っては、実トルク値が記憶した許容トルク範囲に含まれるか否か比較し、外れた領域へ逸脱すれば直ちに検出する情報処理が組み込まれている。【効果】 従来の単にビームなどの位置的な制御だけでは防止できなかった不特定部材の脱落、噛み込み、潤滑不良、サーボモータの空転などの異常を瞬間的に検出する。
請求項(抜粋):
トランスファープレスの駆動機構から独立したサーボ制御装置によって三次元的に移動するビームの位置を制御するトランスファー装置において、特定のトランスファーパターンごとの正常運転で実測したトルク値を当該パターンの標準トルク値とし、当該標準トルク値に予め設定した偏差値を加減した上限トルク値と下限トルク値とで特定する許容トルク範囲を演算して制御装置に記憶し、前記特定のトランスファーパターンを以後実操業するごとに測定する実トルク値を許容トルク範囲と比較し、当該範囲を逸脱した瞬間に検出することを特徴とするトランスファー装置のトルク監視による異常検出装置。
IPC (3件):
B21D 43/05 ,  B30B 13/00 ,  B30B 15/28

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