特許
J-GLOBAL ID:200903038413791688

動画像の顔領域抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334246
公開番号(公開出願番号):特開平6-187455
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 目や頭髪の存在や色に依存せず、正確な顔の輪郭抽出が可能な動画像の顔領域抽出装置を提供することにある。【構成】 画像に関して1つの輝度信号と2つの色差信号とを蓄積するメモリ部(1,2,3) と、メモリ部(1,2,3) に蓄積された輝度信号及び色差信号を夫々2値化する2値化手段(13,14,15)、2値化手段(13,14,15)により2値化された輝度信号及び色差信号に規定される各画像の共通領域を抽出する共通領域抽出部(16)と、共通領域(16)から顔部分を含む矩形の領域を抽出する顔矩形領域抽出部(17,27,)、矩形の領域内に対応する輝度信号の輝度値を数レベルに量子化する量子化部(18,20,22,28) と、量子化部(18,20,22,28) により数レベルに量子化された輝度値に対応する領域の中から顔領域を抽出する顔領域抽出部(19,21,23,32) と、メモリ部に蓄積された輝度信号及び色差信号を2値化手段(13,14,15)ならびに量子化部(18,20,22,28) に選択的に出力する手段(4,5,6) を含ことを特徴とする。
請求項(抜粋):
画像に関して1つの輝度信号と2つの色差信号とを蓄積するメモリ部と、前記メモリ部に蓄積された輝度信号及び色差信号を夫々2値化する2値化手段と、前記2値化手段により2値化された輝度信号及び色差信号に規定される各画像の共通領域を抽出する共通領域抽出部と、前記共通領域から顔部分を含む矩形の領域を抽出する第1顔矩形領域抽出部と、前記メモリ部に蓄積されており前記第1顔矩形領域抽出部により抽出された矩形の領域内に対応する輝度信号の輝度値を数レベルに量子化する第1量子化部と、前記第1量子化部により数レベルに量子化された輝度値に対応する領域の中から第1の条件により顔領域を抽出する第1顔領域抽出部と、前記第1顔領域抽出部で抽出された顔領域が属する量子化レベルの近傍に関して前記メモリ部に蓄積されており第1顔矩形領域抽出部で抽出された矩形の領域内に対応する輝度信号の輝度値を数レベルに量子化する第2量子化部と、前記第2量子化部により数レベルに量子化された輝度値に対応する領域の中から第2の条件により顔領域を抽出する第2顔領域抽出部と、前記第2顔領域抽出部で抽出された顔領域が属する量子化レベルの近傍に関して前記メモリ部に蓄積されており第1顔矩形領域抽出部で抽出された矩形の領域内に対応する輝度信号の輝度値を数レベルに量子化する第3量子化部と、前記第3量子化部において数レベルに量子化された輝度値に対応する領域の中から第3の条件により顔領域を抽出する第3顔領域抽出部と、抽出された顔領域を含む矩形の領域を抽出する第2顔矩形領域抽出部と、前記第2顔矩形領域抽出部により抽出された矩形の領域内において抽出された顔領域が属する量子化レベルの近傍に関して前記メモリ部に蓄積されており第2顔矩形領域抽出部で抽出された矩形の領域内に対応する輝度信号の輝度値を数レベルに量子化する第4量子化部と、前記第4量子化部により数レベルに量子化された輝度値に対応する領域の中から第4の条件により顔領域を抽出する第4顔領域抽出部と、前記メモリ部に蓄積された輝度信号を前記2値化手段ならびに前記第1、第2及び第3量子化部と前記第4量子化部とに選択的に出力する手段とを含み、前記第2顔矩形領域抽出部は前記第3顔領域抽出部が抽出した顔領域と前記第4顔領域抽出部が抽出した顔領域とのいずれか一方を含む矩形の領域を抽出するように構成されており、前記第4量子化部は前記第3顔領域抽出部が抽出した顔領域と前記第4顔領域抽出部が抽出した顔領域とのいずれか一方が属する量子化レベルの近傍に関して前記メモリ部に蓄積された輝度信号の輝度値を数レベルに量子化するように構成されていることを特徴とする動画像の顔領域抽出装置。
IPC (2件):
G06F 15/70 460 ,  H04N 7/14

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