特許
J-GLOBAL ID:200903038423252610

芳香族ジカルボン酸の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-232380
公開番号(公開出願番号):特開2000-053801
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 廃ポリエステル樹脂を加水分解して、触媒や顔料などを含まない高純度の芳香族ジカルボン酸を、コンパクトな設備により短時間の内に高収率で回収するための技術を提供する。【解決手段】 ポリエステルを反応温度300〜500°C、圧力5〜50Mpa、滞留時間1〜60分の条件で、重量比2〜20倍の水と接触させて加水分解し、生成した芳香族ジカルボン酸が高温高圧水に溶解している状態で、微細無機固形物を精密分離除去した後、降温して芳香族ジカルボン酸を晶析により回収する。
請求項(抜粋):
一次粒子径1μm以下の微細無機固形物を含む、芳香族ジカルボン酸と多価アルコールの脱水縮合物であるポリエステルを、温度300°Cを越えて500°C以下、圧力9MPa以上50MPa以下の条件下に、重量比で2倍以上20倍以下の量の液体状の亜臨界水、または超臨界水を用いて、反応時間1分以上60分以下の範囲で加水分解せしめ、生成した芳香族ジカルボン酸が亜臨界水または超臨界水に溶解している状態で、該微細無機固形物を300°Cを越えて500°C以下の温度条件下で精密分離除去し、しかる後に降温落圧して芳香族ジカルボン酸を析出、回収することを特徴とする芳香族ジカルボン酸の回収方法。
IPC (7件):
C08J 11/10 ZAB ,  C08J 11/10 CFD ,  C07C 27/02 ,  C07C 51/43 ,  C07C 63/26 ,  C08F 6/00 ,  C08F 8/12
FI (7件):
C08J 11/10 ZAB ,  C08J 11/10 CFD ,  C07C 27/02 ,  C07C 51/43 ,  C07C 63/26 H ,  C08F 6/00 ,  C08F 8/12

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