特許
J-GLOBAL ID:200903038430738219

ファイル管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330827
公開番号(公開出願番号):特開平6-175903
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 同一のファイルに対する重複したオープン処理の所要時間を短縮することが可能なファイル管理技術を提供する。【構成】 オープン要求ではキャビネット番号51とファイル番号52より統合ファイルID管理テーブル50での統合ファイルID53の設定の有無を確認し、未設定の場合は実オープン処理を実施し、設定済みの場合は統合ファイルID53をファイルID変換テーブル60の統合ファイルID53に設定しファイルID61を返す論理的オープン処理を行う。クローズ要求ではファイルID61対応の統合ファイルID53、更新フラグ62〜更新経過情報64-nをクリアし、前ポインタ66/後ポインタ67にて同一統合ファイルID53を検索し、同一統合ファイルID53が存在する時は当該処理をもって論理的にクローズ状態とし、存在しない時は統合ファイルID53をクリアした後、実クローズを実施する。
請求項(抜粋):
任意の記憶媒体中にファイルを蓄積・管理する情報処理システムにおいて、任意の前記ファイルに対する最初のオープン要求時に固有のファイル名に対して1対1に設定される第1の識別情報と、同一の前記ファイルに対するオープン要求時に当該オープン要求毎に前記第1の識別情報に対して重複して論理的に設定され、アクセス要求元に返される第2の識別情報と、この第2の識別情報毎の更新状況とが対応付けて格納される制御テーブルを備え、前記オープン要求に対して返される前記第2の識別情報を用いて前記ファイルに対するアクセスを行わせることを特徴とするファイル管理方式。

前のページに戻る