特許
J-GLOBAL ID:200903038451676760

記録媒体用ベースフイルム及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273015
公開番号(公開出願番号):特開平5-028458
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】第1の発明は、ポリイミドフィルムの片側表面に微細な無機充填剤FBからなる多数の突起が均一に形成されている磁性面Bo、この磁性面と連続し、無機充填剤を含有しない内層部分B、および、その内層部分Bに連続して無機充填剤(易滑剤)FAが内在している裏面Aoを有する層状部分Aからなる記録媒体用ベースフィルム。第2の発明は、無機充填剤を含有する第1の芳香族ポリアミック酸溶液と無機充填剤を含有しない第2の芳香族ポリアミック酸溶液とから溶液流延法で自己支持性のポリアミック酸二層フィルムを形成し、この二層フィルムの表面に無機充填剤(易滑剤)の分散液を塗布して乾燥し、熱処理して、「磁性面Boと易滑性の裏面とを有する記録媒体用の二層フィルム(記録媒体ベースフィルム)」を再現性よく製造する方法。【効果】充分な走行性が付与された裏面を有し、表面性の優れた磁性面を有する。
請求項(抜粋):
微細な無機充填剤の各粒子の一部分がポリイミドフィルムの片側表面にそれぞれ埋設され保持された微細な無機充填剤からなる多数の突起が5×105〜5×108個/mm2の割合で均一に形成されており、該ポリイミドフィルムの片側表面における平均突起高さが50〜500Aであると共に、前記突起の90%以上が平均突起高さの±50A以内にあり、そして、該片側表面に連続していて実質的に無機充填剤を含有していない内層部分が形成されており、さらに、該内層部分に連続していて該ポリイミドフィルムの裏面側に沿って全面的に無機充填剤が多数内蔵されている層状部分を有することを特徴とする記録媒体用ベースフィルム。
IPC (6件):
G11B 5/704 ,  B32B 7/00 ,  B32B 7/02 104 ,  B32B 27/00 ,  C08L 79/08 LRE ,  G11B 5/84
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-038429

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