特許
J-GLOBAL ID:200903038452343960

Y2 O3 で分散強化された高純度白金材料、その準完成部品及び箔の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140118
公開番号(公開出願番号):特開平7-316687
出願日: 1995年05月16日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 メカニカルアロイングにより白金粉末から、Y2 O3 で分散強化され、800°Cを超える温度でも高い強度と伸び率を示す高純度の白金材料を製造する方法を提供する。【構成】 高純度で2〜10μmの微小粒径の白金粉末を調製し、酸化ジルコニウムの磨砕媒体を用いた白金容器中で、磨砕により白金粉末中に1μm未満のY2 O3 粒子を導入、分散させ、磨砕生成物を10-3ミリバール以下の真空下、48時間以内の時間、白金カプセル中で1200°C以上に昇温して脱気する。排気したカプセルの気密溶接及び1350°C、200MPaで熱間静水圧加圧を行い、100%の密度を有する緻密な分散強化白金ブロックを製造し、これらの分散強化白金材料から準完成部品及び箔を作製する。これらの部品及び箔は、99.95%以上の白金純度、300〜350MPaの引張強さRm、15〜25%の伸び率及び1400°Cまでの粒安定性を有する。
請求項(抜粋):
(A)高純度で、2〜10μmの微小粒径の白金粉末を調製し、(B)酸化ジルコニウムの磨砕媒体を用いた白金容器中で、磨砕により白金粉末中に1μm未満の大きさのY2 O3 粒子を導入、分散させ、(C)磨砕生成物を、10-3ミリバール以下の真空下、48時間以下の時間、白金カプセル中で1200°C以上に昇温させて脱気し、(D)排気したカプセルを気密溶接し、1350°C及び200MPaで熱間静水圧加圧し、100%の密度を有する緻密な分散強化白金のブロック、特に棒を作製する、各工程からなることを特徴とする、Y2 O3 で分散強化され、800°Cを超える温度においてさえ高い強度及び伸び率を有する非常に純粋な白金材料を、メカニカルアロイングにより白金粉末から製造する方法。
IPC (4件):
C22C 1/05 ,  B22F 1/00 ,  B22F 9/04 ,  C22B 11/02

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