特許
J-GLOBAL ID:200903038453833243

眼底の動静脈径比の計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-228071
公開番号(公開出願番号):特開平10-071125
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 眼底画像の動静脈径比の計測を自動的に行い、医師の診断の省力化を図ると共に、客観的な計測データを提供しデータの有効利用を図る。【解決手段】 眼底画像を入力して(102)、視神経乳頭部とその中心Cを求める(103)。その中心Cを中心として、異なる設定半径の2つの同心円を描き、その間に囲まれた領域を選択する(104)。この領域内で血管を抽出し(105)、上記半径の小さい方の同心円の円周上を走査して複数の血管に対する円周上での血管間距離を求め(106)、血管間距離の短い2本の血管を血管対候補として選択する(107)。この血管対候補から上記領域内で交叉や分岐のないものを選択し(108)、その血管径、輝度値を測定し、動静脈対を決定する(109)。この動静脈対の動静脈径比を計測して数値化し(110)、そのデータを入力画像、患者情報と共に蓄積して保存する(111)。
請求項(抜粋):
眼底画像を入力する過程と、前記入力され眼底画像から視神経乳頭部および該視神経乳頭部の中心を求める過程と、前記求められた視神経乳頭部の中心を円の中心とした異なる半径の2つの同心円または同心円弧に囲まれた間の領域を選択する過程と、前記選択された領域内で血管を抽出する過程と、小さい方の前記同心円または同心円弧の円周上を走査し、前記抽出された複数の血管に対する前記円周上での血管間距離を求める過程と、前記求められた血管間距離が予め与えられた値よりも小となる2本の血管を血管対候補として選択する過程と、前記領域内で交叉もしくは分岐をしていない前記血管対候補を血管対として選択する過程と、前記選択された血管対の血管径と輝度値を測定し前記血管径と輝度値に基づき動静脈対を決定する過程と、前記決定された動静脈対の動静脈径比を計測し数値化する過程と、を有することを特徴とする眼底の動静脈径比の計測方法。
IPC (2件):
A61B 3/14 ,  G06T 1/00
FI (2件):
A61B 3/14 A ,  G06F 15/62 390 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭48-015389
  • 特開昭63-264041
  • 眼科用画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-005222   出願人:株式会社ニコン
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