特許

J-GLOBAL ID：200903038469799797

交流電気動力計のトルク検出装置及びトルク検出方法

発明者： 佐藤 浩司 ,  植田 良平 ,  杭谷 隆
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 高田 守
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-026774
公開番号（公開出願番号）：特開平5-223664
出願日： 1992年02月13日
公開日（公表日）： 1993年08月31日
要約：

【要約】【目的】 構成が簡単で応答性の秀れた交流電気動力計のトルク検出装置及び方法を得る。【構成】 交流電気動力計7の揺動子3から受ける力を検出する荷重検出器5、荷重検出器5の検出出力を変換する荷重信号変換回路11、荷重信号変換回路出力の高周波分を除去する低域フィルタ回路12、インバータ制御装置30からの交流電気動力計の一次電流のトルク分電流に基づくトルク分電流信号S11から低周波分を除去する高域フィルタ回路51、低域フィルタ回路の出力S1と高域フィルタ回路の出力S12を合成する出力増幅回路52とを備えたものである。【効果】 トルク信号の補償量として加速度検出器を使用せずに交流電気動力計の一次電流のトルク分電流に基づくトルク分電流信号を使うように構成したので、構成が簡単で応答性の秀れたトルク検出装置が得られる。

請求項（抜粋）：

交流電気動力計の揺動子から受ける力を検出する荷重検出器、この荷重検出器の検出結果を電気信号に変換する荷重信号変換回路、この荷重信号変換回路の変換出力の所定の周波数よりも高い成分を除去してトルク信号とする低域フィルタ回路、上記交流電気動力計の一次電流を界磁を作る界磁分電流と上記界磁と直交してトルクを発生させるトルク分電流とに分離する分離手段、上記トルク分電流に基づくトルク分電流信号から所定の周波数よりも低い成分を除去してトルク補償信号とする高域フィルタ回路及び上記トルク信号と上記トルク補償信号とを合成する合成回路を備えた交流電気動力計のトルク検出装置。