特許
J-GLOBAL ID:200903038471873899
スピンバルブ型磁気センサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-059089
公開番号(公開出願番号):特開平7-272220
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 高い寸法精度が要求される工程を要することなく、実効トラック幅を正確に管理することができ、高い出力が安定して得られるようにする。【構成】 基板10上に下部絶縁層11及び下部シールド層12を介して積層形成された下部ギャップ層13の上面に、磁化固定層4及び第1の強磁性金属層1を積層形成し、第1の強磁性金属層1の磁化方向を紙面に直交する方向に固定する。更に第1の強磁性金属層1の上部に、固定磁化の方向と直交する方向に第1の強磁性金属層1よりも短寸であり、互いに等しい長さを有して非磁性金属層3及び第2の強磁性金属層2を形成し、出力取り出し用の一対の電極層5,5を、第2の強磁性金属層2の長さ方向の両端面に接触部を有して形成する。
請求項(抜粋):
一面側に積層された磁化固定層により磁化方向を固定された第1の強磁性金属層の他面側に非磁性金属層を介して第2の強磁性金属層を積層し、周辺磁場の作用により第2の強磁性金属層に生じる電気抵抗の変化を、前記磁化方向と交叉する方向に所定長離隔した位置にて第2の強磁性金属層に夫々接触する一対の電極層間に取り出すスピンバルブ型磁気センサにおいて、前記第1の強磁性金属層、第2の強磁性金属層及び非磁性金属層は、前記磁化方向と交叉する方向に異なる長さを有し、全体として凸形状をなして形成してあり、前記一対の電極層は、前記凸形状の両側の張り出し部を夫々覆うように形成してあることを特徴とするスピンバルブ型磁気センサ。
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