特許
J-GLOBAL ID:200903038475699583

ブーム式作業車の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292033
公開番号(公開出願番号):特開平7-144896
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 ブーム式作業車において、ブームの実モーメントを検出するモーメント検出器が故障した時にも適正な作業姿勢規制をかけられるようなバックアップ・フェイルセーフシステムを提供する。【構成】 作業姿勢の規制制御を行なう制御パラメータとして、モーメント値とは別に所定負荷時の性能を基準とする作業姿勢の安全限界データを持ち、モーメント検出器が故障等により実際のモーメント値よりも小さな値を出力するようになっても所定負荷時の性能を基準とする安全限界データによって作業姿勢規制をかけられるようにした。
請求項(抜粋):
自走可能な車両(1)の車体上に水平旋回自在に設けられた旋回台(2)と、該旋回台(2)上に起伏および伸縮自在に取付けられたブーム(3)と、該ブーム(3)を旋回台(2)上において上下方向に起伏せしめる起伏シリンダ(4)と、上記ブーム(3)のブーム関連作業姿勢ごとの安全限界モーメントを算出する安全限界モーメント演算手段(7)と、ブーム関連作業時においてブームに発生する実際のモーメントを検出する実モーメント演算手段(8)と、該実モーメント演算手段(8)で算出した実際のモーメントと上記安全限界モーメント演算手段(7)で算出した安全限界モーメントとを比較して上記実際のモーメントが上記安全限界モーメントに達するとブーム関連作業姿勢を規制する第1のブーム関連作業姿勢規制手段(9)とを備えたブーム式作業車の安全装置において、所定負荷時の性能を基準として演算設定され、上記ブームのブーム関連作業姿勢ごとの安全限界データを記憶した安全限界データ記憶手段と、該安全限界データ記憶手段に記憶された安全限界データと実際のブームのブーム関連作業姿勢データとを比較し、実際のブームのブーム関連作業姿勢データが当該安全限界データになるとブーム関連作業姿勢を規制する第2のブーム関連作業姿勢規制手段とを設けたことを特徴とするブーム式作業車の安全装置。
IPC (3件):
B66F 9/24 ,  B66C 23/90 ,  B66F 11/04

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