特許
J-GLOBAL ID:200903038477499506

タスク実行制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226708
公開番号(公開出願番号):特開平8-095807
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 優先度の高いタスクが処理待ち状態になるのを防止する。【構成】 優先度の高いタスクτ3と、優先度の低いタスクτ1を実行するが、これらτ3、τ1は、資源を共有するために排他制御が行われる部分(クリティカルセクション)を有している。そして、優先度の低いタスクτ1がクリティカルセクションに入ろうとするときに、そのクリティカルセクションの終了までの時間t1と、τ3におけるクリティカルセクションの実行予定時刻までの時間t3とを比較する。そして、t3<t1の場合は、τ1はクリティカルセクションの実行に入らない。このため、τ3は、処理待ち状態となることなく、クリティカルセクションを実行することができる。
請求項(抜粋):
コンピュータ資源を共有するために排他制御が必要なクリティカルセクションを有する複数のタスクの実行を制御するタスク実行制御方法であって、予めタスク毎に優先順位を付与しておき、各タスクがクリティカルセクションに入る前に、当該タスクのクリティカルセクションの時間と、当該タスクよりも優先度の高い他のタスクにおける同一の資源を利用するクリティカルセクションの開始までの時間を比較し、当該タスクのクリティカルセクションの時間の方が上記他のタスクの上記クリティカルセクションの開始までの時間より短い場合にのみ、当該タスクにおいてクリティカルセクションに入ることを特徴とするタスク実行制御方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46

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