特許
J-GLOBAL ID:200903038477856104

ループパイプライン網のガス漏洩発生判定方法及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-073040
公開番号(公開出願番号):特開平8-271294
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 都市ガス用ループパイプライン網でのガスの漏洩を確実に検出する。【構成】 ループパイプライン網の支管の一端寄り部分に介設した開閉弁21Aを閉弁し、前記支管の他端寄り部分に配設した流量測定手段29でガスの流量を測定し、その測定結果を基に全ガス流量割り出し手段310で割り出した所定時間帯の全ガス流量と、該全ガス流量の平均値との差値を全ガス流量差値算出手段311で算出し、また、流量測定手段29の測定結果を基に最小ガス流量割り出し手段312で割り出した所定時間帯の単位時間当りの最小ガス流量と、該最小ガス流量の平均値との差値を最小ガス流量差値算出手段313で算出し、2つの差値を比較手段314で基準値とそれぞれ比較した結果と、前記2つの差値どうしの差が所定の数値範囲内にあるか否かを数値判別手段315で判別した結果に基づいて、ガスの漏洩の発生を漏洩発生判定手段316で判定する。
請求項(抜粋):
ガス供給源に接続された本管から分岐された複数の支管と、前記支管から分岐されガス消費源側に接続される灯外内管とを備え、前記各支管どうしが該支管の両端で相互に連通し環状の流路を形成しているループパイプライン網において、少なくとも前記支管を含む該支管から前記ガス消費源側のループパイプライン網部分におけるガスの漏洩の発生を判定する方法であって、ガス漏洩の検出対象となる前記支管で前記灯外内管の分岐箇所よりも該支管の一端寄りの支管部分を閉塞し、前記一端寄りの支管部分の閉塞後、前記灯外内管の分岐箇所よりも前記支管の他端寄りの支管部分において、所定時間帯にガス流量を測定し、前記所定時間帯のガス流量の測定結果を基に、該所定時間帯における前記他端寄りの支管部分の全ガス流量及び単位時間当りの最小ガス流量を割り出し、前記全ガス流量と、前記所定時間帯における前記全ガス流量の平均値との差値を算出すると共に、前記最小ガス流量と、前記所定時間帯における前記最小ガス流量の平均値との差値を算出し、前記2つの差値がそれぞれ基準値を上回り、且つ、該2つの差値どうしの差が所定の数値範囲内にある時に、前記ループパイプライン網部分におけるガスの漏洩があるものと判定するようにした、ことを特徴とするループパイプライン網のガス漏洩発生判定方法。
IPC (3件):
G01F 1/00 ,  G01M 3/28 ,  G08B 21/00
FI (3件):
G01F 1/00 T ,  G01M 3/28 A ,  G08B 21/00 W

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