特許
J-GLOBAL ID:200903038482708539

多孔ポリアミド繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323758
公開番号(公開出願番号):特開平8-158251
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【構成】ポリアミドと、スルホイソフタル酸金属塩およびポリアルキレングリコールを各特定割合共重合した変性ポリエチレンテレフタレートとの溶融混合紡糸繊維をアルカリ処理し、該変性ポリエチレンテレフタレートの90重量%以上を溶解除去させ、繊維内部と表面に微細な溝状の多孔を形成させたポリアミド繊維。【効果】該変性ポリエチレンテレフタレートは、ポリアミドとの相溶性が良好であり、多量に混合しても紡糸性を損なわず、また従来よりも短時間かつ温和な条件で繊維中のほぼ全量が溶解除去でき、それにより得られた多孔ポリアミド繊維の物性や染色性も良好である。
請求項(抜粋):
繊維形成性ポリアミド成分を50〜90重量%、およびエチレンテレフタレート単位を母体とし、ジカルボン酸成分としてスルホイソフタル酸金属塩を1.5モル%以上9.0モル%未満含有し、グリコール成分として分子量400以上20000以下のポリアルキレングリコールを3重量部以上10重量%以下反応させた共重合ポリエチレンテレフタレート成分を10〜50重量%混合して溶融紡糸することにより得られた溶融混合繊維をアルカリ処理して、該共重合ポリエチレンテレフタレート成分の少なくとも90重量%を溶解除去することにより、該繊維表面および内部に微細な溝状の多孔を形成させることを特徴とする多孔性ポリアミド繊維の製造方法。
IPC (6件):
D06M 11/38 ,  D01F 6/60 321 ,  D01F 6/90 311 ,  D01F 6/92 307 ,  D06M101:32 ,  D06M101:34
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-175965
  • 特開平1-314781

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