特許
J-GLOBAL ID:200903038487195173

長繊維不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284026
公開番号(公開出願番号):特開平5-209354
出願日: 1991年10月03日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 嵩高性及び柔軟性に富む長繊維不織布及びその製造方法を提供する。【構成】 押出機1中において、繊維形成性熱可塑性樹脂S1を溶融させる。押出機2中において、S1と無機化合物粉末S3とよりなる混合物S2を溶融させる。このS1及びS2を各々別個に紡糸口金3に供給する。そして、紡糸口金3に設けられたサイドバイサイド型複合紡糸孔5の一対の孔6,6′より、S1及びS2を別個に吐出する。吐出された後、直ちにS1とS2とは、貼り合わされてサイドバイサイド型複合長繊維となる。ところで、S2中には、結晶核剤として機能するS3が含有されているので、S1と比較して結晶化が促進される。従って、溶融状態から固体状態に至る間において、S2の方がS1よりも結晶化度が大きく、また体積収縮率も大きい。従って、得られる複合長繊維は、S2を内側にして捲縮が発現する。この捲縮を有する長繊維を集積させて、長繊維不織布を得る。
請求項(抜粋):
捲縮を有するサイドバイサイド型複合長繊維で構成された長繊維不織布において、該サイドバイサイド型複合長繊維の第一成分は、繊維形成性熱可塑性樹脂で形成され、第二成分は、第一成分と同一の繊維形成性熱可塑性樹脂及び無機化合物粉末の混合物で形成されていることを特徴とする長繊維不織布。
IPC (6件):
D04H 3/14 ,  D01D 5/30 ,  D01F 8/06 ,  D04H 1/54 ,  D04H 3/03 ,  D01F 1/10

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