特許
J-GLOBAL ID:200903038492837221

斜板式油圧作動装置、油圧機械式無段変速機および油圧機械式無段変速機の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-353965
公開番号(公開出願番号):特開平7-198019
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】内側油路および外側油路間にわたってシリンダに放射状に設けられるとともに各シリンダ孔に通じるポートを開口させた多数の弁孔に、内側油路および外側油路に前記ポートを交互に連通させる分配弁がそれぞれ摺動自在に嵌合され、全ての分配弁の外端が偏心輪に係合される斜板式油圧作動装置において、プランジャの有効ストロークを可変とすることにより、斜板の傾斜角が可変であるか否かにかかわらず容量可変を実現する。【構成】シリンダ7,17の半径方向に沿う移動を可能とした偏心輪63,64には、シリンダ7,17に対する偏心輪63,64の偏心量を変化させてプランジャ9,19の有効ストロークを可変とする偏心量変更手段74,92が連結される。
請求項(抜粋):
ケーシング(4)に回転自在に支承されたシリンダ(7,17)に環状配列で設けられた複数のシリンダ孔(8,18)にプランジャ(9,19)がそれぞれ摺動自在に嵌合され、各プランジャ(9,19)のシリンダ(7,17)からの突出端が、斜板ホルダ(12,22)に保持された斜板(10,20)に係合され、前記シリンダ(7,17)の内周側および外周側には内側油路(52)および外側油路(53)がそれぞれ環状に設けられ、内側油路(52)および外側油路(53)間にわたってシリンダ(7,17)に放射状に設けられるとともに各シリンダ孔(8,18)に通じるポート(59,60)を開口させた多数の弁孔(57,58)に、内側油路(52)および外側油路(53)に前記ポート(59,60)を交互に連通させる分配弁(61,62)がそれぞれ摺動自在に嵌合され、全ての分配弁(61,62)の外端が、前記斜板ホルダ(12,22)に支持された偏心輪(63,64)に係合される斜板式油圧作動装置において、シリンダ(7,17)の半径方向に沿う移動を可能とした偏心輪(63,64)には、シリンダ(7,17)に対する偏心輪(63,64)の偏心量を変化させてプランジャ(9,19)の有効ストロークを可変とする偏心量変更手段(74,92,136)が連結されることを特徴とする斜板式油圧作動装置。

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