特許
J-GLOBAL ID:200903038502333871
変速機の前後進切換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-226167
公開番号(公開出願番号):特開2000-055150
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 後退時におけるフォワードクラッチの摺動抵抗の低減を図り、燃費の向上及び駆動力損失の削減が得られる変速機の前後進切換装置を提供する。【解決手段】 プラネタリギヤ10を有し、サンギヤ11がアウトプットシャフト3に連結され、プラネットキャリヤ14とケーシング4との間にリバースブレーキ30を介装し、リングギヤ12をインプットシャフト2に連結すると共に、プラネットキャリヤ14とリングギヤ12との間にフォワードクラッチ20を配設する。後退時に、ケーシング4に固定されるプラネットキャリヤ14にフォワードクラッチ20のインナプレート23が支持されて回転が阻止されることから、インナプレート23とアウタプレート24の間の相対回転数が減少して摺動抵抗の低減が得られ、燃費の向上及び駆動力損失の削減がもたらされる。
請求項(抜粋):
インプットシャフトとアウトプットシャフトの間に、プラネットキャリヤに支持されたピニオンがサンギヤ及びリングギヤに各々噛み合うプラネタリギヤが配設され、前進時に締結すると共に後退時に解放するフォワードクラッチ及び前進時に解放されると共に後退時に締結されるリバースブレーキによって上記プラネタリギヤを制御して上記インプットシャフトからの入力を前後進切り換えして上記アウトプットシャフトに動力伝達する変速機の前後進切換装置において、上記フォワードクラッチは、交互に配置されたインナプレートとアウタプレートが互いに圧接して動力伝達可能に締結すると共に、該インナプレートとアウタプレートの圧接が解除されて解放される多板クラッチであって、後退時において、上記フォワードクラッチのインナプレートとアウタプレートの内いずれか一方のプレートがリバースブレーキによってケーシングに固定されることを特徴とする変速機の前後進切換装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
3J028EA27
, 3J028EB18
, 3J028EB23
, 3J028EB35
, 3J028EB37
, 3J028EB44
, 3J028EB62
, 3J028FC13
, 3J028FC23
, 3J028FC62
, 3J028FD01
, 3J028FD06
, 3J028GA02
, 3J028HA12
引用特許: