特許
J-GLOBAL ID:200903038502633107

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134270
公開番号(公開出願番号):特開平10-306784
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 オルダム継手を無給油式のものに適用した場合でもオルダム継手をケーシングと旋回スクロールとの間で円滑に作動させるようにする。【解決手段】 可動継手15の各ガイド溝17内には各継手ガイド13に対して垂直な方向に細長く延びる各ローラ18を配設する。そして、ローラ18を各ガイド溝17の溝底としての転動面17Aとスラスト受部1Bの転動面1Dとに対して摺動可能に接触させる。また、各ガイド溝16内には各継手ガイド14に対して垂直な方向に細長く延びる各ローラ19を配設する。そして、ローラ19を各ガイド溝16の溝底としての転動面16Aと旋回スクロール4の転動面8Cとに対して転動可能に接触させる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに一体的に設けられた固定スクロールと、前記ケーシング内に旋回可能に設けられ該固定スクロールとの間に複数の圧縮室を画成する旋回スクロールと、該旋回スクロールの自転を防止する自転防止機構とからなるスクロール式流体機械において、前記自転防止機構は、前記ケーシング側に設けられる第1の継手ガイドと、前記旋回スクロールの背面側に設けられる第2の継手ガイドと、該第1,第2の継手ガイド間に設けられ、該第1,第2の継手ガイドにより互いに直交する2軸方向にガイドされる可動継手と、該可動継手と前記ケーシング側との間に転動可能に設けられ前記第1の継手ガイドに対して垂直な方向に延びる第1のローラと、前記可動継手と旋回スクロールの背面側との間に転動可能に設けられ前記第2の継手ガイドに対して垂直な方向に延びる第2のローラとから構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。

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