特許
J-GLOBAL ID:200903038506128121

大気圧イオン化イオントラップ質量分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159659
公開番号(公開出願番号):特開平10-012188
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は分子量情報と構造情報を含む質量スペクトルを迅速に得て、貴重な試料の消費を少なくするしたものである。【解決手段】金属キャピラリ2の先端から放出される、電荷を持った微細な液滴40は大気中4を電界にしたがい進みながら大気分子と衝突し微細化されて、最終的にイオンが大気中に放出される。生成したイオンはイオン導入部の中間圧力部9で加速され、更にイオン導入部のイオン収束/移送系部20を通って質量分析部24に導入される。イオンは質量分析部の三次元四重極場に捕獲、蓄積される。蓄積されたイオンは四重極場の掃引によって次々と飛び出し、検出器15により検出され、質量スペクトルを与える。イオンの蓄積中に加速電圧は2段階に切り替えられる。このため、異なった衝突解離条件で中性分子に対するイオンの衝突解離が行われて、質量スペクトルは分子量情報と構造情報の両方をもつようになる。
請求項(抜粋):
大気圧又はその近傍の圧力下で試料をイオン化してその試料のイオンを生成し、その生成されたイオンを前記試料の分子量情報及び構造情報を与えるイオンを生成する条件下にさらし、その条件下で生成された前記両情報を与えるイオンを三次元四重極場に蓄積し、その三次元四重極場を掃引して前記蓄積されたイオンの質量スペクトルを得る大気圧イオン化イオントラップ質量分析方法。
IPC (2件):
H01J 49/34 ,  G01N 27/62
FI (2件):
H01J 49/34 ,  G01N 27/62 L

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