特許
J-GLOBAL ID:200903038506381633

歩行訓練装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-056558
公開番号(公開出願番号):特開平7-236669
出願日: 1994年03月01日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、被験者に負担をかけることなく、しかも被験者の体幹の保持力を略一定に保ちつつ、長時間、長距離の歩行訓練が可能である等とした歩行訓練装置を提供することを目的とする。【構成】ドーナッツ板状の歩行板1上に被験者が載ると、負荷センサ2a〜2dが歩行板1の面荷重を電気信号に変換するが、該電気信号は演算手段7Aに供給され、目標値との比較が行われた後、その過不足量に応じてワイヤ11の緊張力が変化する。これにより吊り上げ部材13を介して被験者の体幹の保持力は一定に保たれる。一方、マスト状体18は被験者の障害の程度や訓練の進度等に応じた回転速度で所定方向に回転するので、被験者は無限軌道状の歩行板1上を体力等の許す限り長時間の訓練を継続することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも環状の歩行面を有する歩行板体と、該歩行板体の中心部に立設され、その軸方向の回りに回転可能なマスト状体と、該マスト状体に取り付けられ、ワイヤを長さ方向に移動させるためのワイヤ駆動手段と、前記マスト状体に取り付けられ前記ワイヤを滑動自在に支持するワイヤ支持部材と、前記ワイヤの先端部に取り付けられ、かつ、前記歩行板体の上方に配置可能な吊り上げ部材と、前記歩行板体に加わる面加重を電気信号に変換する機械電気変換手段と、該機械電気変換手段の出力を受けて前記面加重と予め設定された面荷重との過不足量を演算し、かつ、該演算した出力を前記ワイヤ駆動手段に供給することにより前記過不足量に応じて前記ワイヤの緊張力を制御する演算手段と、前記マスト状体を所定の回転方向に、かつ、所定の回転速度で回転させる回転駆動手段と、を備えたことを特徴とする歩行訓練装置。

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