特許
J-GLOBAL ID:200903038510304228

内視鏡用バルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 緒方 保人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054050
公開番号(公開出願番号):特開平9-220195
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 Cリングを用いることなくワンタッチの着脱ができ、またピストン部とシリンダ部の結合強度を着脱時と使用時で変えるようにする。【解決手段】 吸引バルブ(送気/送水バルブ)装置において、すり割り21で分割された嵌合部16Rの突部20を係合溝15に嵌合させ、支持体16をシリンダ本体14に結合する。この支持体16に上下動可能に支持されたピストン18の外周には、上記嵌合部16Rの内壁22に嵌合する第1面18Aと、この第1面18Aよりもやや小さい径からなり、上記内壁22との間に間隔を空ける第2面18Bとを形成する。これによれば、上記押し釦17を押して第2面18Bを内壁22に対向させたとき、嵌合部16Rが撓んで、ピストン部の着脱が容易となり、一方押し釦17を解除して上記第1面18Aを内壁22に密着させたとき、嵌合部16Rの撓みが規制されてピストン部が容易に外れなくなる。
請求項(抜粋):
導出入管が接続配置され、内周には係合溝を形成したシリンダ部と、このシリンダ部内で上下動して上記導出入管を開閉するピストンと、このピストンを上下動可能に支持した筒状体であって、その外周に上記シリンダ部の係合溝に係合する突部を設けると共に、この突部に撓みを持たせるためのすり割りをピストン軸中心に向けて形成したピストン支持体と、を備え、上記ピストンの外周には、当該ピストンが上側位置にあるとき、上記突部が内側へ撓まないように上記ピストン支持体の内壁に近接する第1面と、当該ピストンが下側位置にあるとき、上記突部の内側への撓みが可能となるように上記ピストン支持体の内壁との間に所定の間隔を保つ第2面と、を設けたことを特徴とする内視鏡用バルブ装置。

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