特許
J-GLOBAL ID:200903038511425070

空燃比センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-032618
公開番号(公開出願番号):特開平5-203618
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 酸素分圧が低い理論空燃比近傍の燃焼状態でも、正確に空燃比を検出する。【構成】 第2の酸素イオン伝導体8を、測定電極9と基準電極10との間を連通する流出路としての小孔を形成すべく、多孔質に焼成する構成とした。そして、測定電極9に接触した拡散室13内の酸素は、該測定電極9により電子が与えられてイオン化した後、第2の酸素イオン伝導体8中の酸素欠陥を介して基準電極10側に順次輸送され、該基準電極10で電子が奪われて酸素分子となり、第2の酸素イオン伝導体8中の小孔を介して拡散室13内に戻される。これにより、基準電極10側には拡散室13内よりも高い酸素分圧が確保され、また、拡散室13内の酸素分圧は、実際の排気ガスGの酸素分圧とほぼ等しくなる。
請求項(抜粋):
固体電解質から板状に形成された第1の酸素イオン伝導体と、該第1の酸素イオン伝導体の一面側に設けられた一側電極と、該一側電極と対向して前記第1の酸素イオン伝導体の他面側に設けられた他側電極と、該他側電極と対向して設けられ、固体電解質から板状に形成された第2の酸素イオン伝導体と、該第2の酸素イオン伝導体の一面側に設けられた測定電極と、該測定電極と対向して前記第2の酸素イオン伝導体の他面側に設けられた基準電極と、前記他側電極と前記測定電極との間に設けられ、外部から流通孔を介して流入した被測定流体を拡散させる拡散室と、前記基準電極から前記測定電極に向けて電流を供給し、前記被測定流体中の酸素を前記測定電極でイオン化して前記基準電極側に輸送する直流電源と、前記測定電極と基準電極との間に生じる電圧と基準電圧とを比較し、両者の差分に応じたポンプ電流を前記一側電極または他側電極に供給する比較供給手段とからなる空燃比センサにおいて、前記第2の酸素イオン伝導体には、前記基準電極側で発生した酸素を前記拡散室内に流出させる流出路を形成したことを特徴とする空燃比センサ。
FI (4件):
G01N 27/46 327 H ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 327 A ,  G01N 27/46 327 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-204370
  • 特開平4-204371

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